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2009.04.06

MBA受験総括 3

6.インタビュー

とはいえ、1年目はそれでも複数校からインタビューに呼ばれたのですが、結局どこも合格しませんでした。インタビューにも問題があったと思っています。今回は、1月頭に一通り典型的な質問の回答準備をすることから始め、その後モックインタビューをいろんな人としまくりました。皆さんからの質問内容は似ていることが多く、改善点としてあげてくださる点(『もっと簡潔に!』が多かった)も共通していましたので、有益だったと思っています。

インタビューの練習方法は色々とあると思います。僕はMBAの受験でよく質問される以下のカテゴリーに回答内容をまとめて、キーワードごとに練習しました。

  1. 強み/学校への貢献
  2. 弱み/その克服方法
  3. リーダーシップ/チームワーク経験
  4. 自己紹介/キャリア紹介
  5. 学校/MBAの志望理由
  6. 何か質問は?

実際にモックインタビューすると「自己紹介して」「これまでのキャリアと何故この学校なのかを説明して」などと、人によって聞き方が異なるので、入り口が違っても狙った「落とし所」に落ち着かせるテクニックが必要かな、と思いました。

LBSのインタビューは噂どおり長丁場でしたが、なぜか余裕をもって回答する事ができました。キャリア的にも、点数的にも突出したところのない自分が合格したのは、このインタビューのおかげではないかと想像しています。プレゼンで勝つ、広告代理店の面目躍如。

東京でやる場合、2ndのインタビュー候補者は英会話学校に集められて、約1時間グループディスカッション+英語テスト、それと約1時間卒業生2名との面接が行われます。後者には5分間の即興プレゼンも含まれます。

グループディスカッションでは、「麻生首相は辞めるべきか。」などの時事ネタが5個ぐらいセットされていて、これについてアプリカント3名でディスカッションしました。英語テストはディスカッションの最中に順番に呼ばれて1対1で10分ぐらい、キャリアや志望理由について話します。

卒業生インタビューでは、インタビュアーの方々が既にアプリケーションを読み込んでいるので、典型的な質問はほとんどなく雑談のような感じでした。アカデミックな素養判断はアドミッションに任せて、「この人は我々のコミュニティにフィットするか、コミュニティに貢献してくれるか」などの人格面や価値観に絞って、よりアプリカントを深く知ろうとしてるように見受けられました。

即興プレゼンは、LBSが指定するトピックの中からひとつインタビュアーが選んで、5分間準備の後5分間プレゼンをします。「Aという問題に対してXという意見があります。あなたの意見を述べなさい。」という典型的なものなので、AWAやTOEFLのテンプレートを使えばまず大丈夫でしょう。後はその場のひらめきで。

なお、インタビュー後は待つのみだったと思っていたのですが、発表日が迫ったある日にメールがきて「英語チェックをしたいから、明日の夜電話する。」ということでした。

なにー!インタビューの英語テストのときに「ところで個人的な疑問なんだけど、あなた海外に住んだことないんでしょ。どうやって英語勉強したの?」「えー、ラジオかな。」「うそー信じられないわ。」なーんて会話があったので、英語は問題ないと思ってたのに!

恐らく過去の合格体験を読む限りそんなに悪い話ではないだろうと思ったのですが、それでもここで落ちたらしゃれにならーん。と思ってたので、ずいぶん緊張しました。やはり話している人が見えないと自分の英語が通じているのか不安です。実際どーも伝わってるのか怪しかったし。内容は10分程度で、主に趣味について話しました。あと「LBSの英語コースがあるけど、行く?」という質問もあったので、「うーん、初めての海外生活だから一応行きたいです。」と正直に答えました。

翌日無事に合格のメールをもらいました。英語のConditional付き。おそらく英語テストの段階で合格は決まっていたのでしょう。

7.受験を終えて

大学受験のときは既定路線みたいな感じだったので、受かっても大して感慨がなかったのですが、今回の合格は本当にうれしかったです。自分で学校を選び、約3年にわたる時間と、お金も200万以上つっこんできたので・・・。受験中は「あー、あと20万円払うのかぁ。」などと暗い気持ちになりましたが、合格してみるとそんなことはどうでもよくなります。

ただ、受験は本当に大変でした。1年目にインタビューまで行って「ここはいける」と思った学校に受からなかったときの絶望感。その後次々に来る不合格通知への焦燥感。それにも段々慣れてきて全部の学校落ちたときはあきらめの境地。いままでお世話になった方々に申し訳ないやら、恥ずかしいやら。

僕は今年、帰りの地下鉄のなかで、携帯から合格メールを確認しました。それまでの調子が芳しくなかったので、緊張しながらメールを開いたところ、「...are absolutely delighted to offer you a place...」の文字。思わず、まわりくどいから、とつっこみそうになりました。最初は合格した事が信じられず、何回も文面確認をしました。全てが報われる瞬間。人生でそう何度も味わえないであろう喜びをかみしめました。

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