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2009.06.04

サラリーマンの出世雑感

相変わらず連日連夜壮行会で、会によっては50歳以上の方々にお集まりいただくこともある。先日は主にテレビ局の方々を中心にしていたが、株主総会を控えた時節柄、話題になるのが人事。

といっても役員クラスは既に決まっているため、それ以下の局長や部長クラスの人事がもっぱらの話題。「誰それがどのポジションに行く」「誰それがこのポジションにつくのはあの人のおかげ。」などなど・・・。サラリーマン定番の酒の肴。

うちの業界に特有なのかもしれませんが、僕が毎回違和感を覚えるのは、出世トークになると、異動になる人の”能力”や”ビジョン”なりの話はあまり出ず、その人がどういう”人間関係”によってそのポジションにつくのか、ということが関心の主題になることだ。サラリーマン人生を通じて実感したのは、組織の中で生き残っていくためには”ついていく上の人”を見極める能力が何よりも重要であるということ。仕事そのものよりも。

しかし、みんながそんな内向きの話ばかり考えていると、会社に活力が生まれるはずもない。「誰それと誰それは元上司部下。」「あのポジションに行くと給料が上がる、下がる。」そんなことばかり話していてもしょうがない。みんな何のために仕事をしてるのか?給料を貰うため、あるいは出世のため?それだけではないはずだ。

当時は漠然としていたかもしれないが、やりたいことがあったから、あるいは何かにあこがれて、いくつかの選択肢の中で今の仕事を選んだはず。人事異動の時期には「将来はこのポジションについてこの仕事がしたい。」そんなことが話題の中心になってほしい。また、そこを立脚点にして「あの人がトップになれば何が変わるか」「今度の事業部長は何をしたいのか。何ができるのか。」そんなことを酒の肴にしたい。しかし、残念ながら多くのサラリーマンにとって出世は何かを為すための”手段”ではなく”目的”というのが現実だ。

上場企業のボードメンバーは地位やお金は既に十分持ってるのですから、組織の名称変更ゲームや人事パズルにうつつをぬかすのではなく、「会社の社員」あるいは「社会」に対してどういう貢献ができるのか。その為には何が必要なのか。日々そのこと第一に考えて仕事して欲しい。

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