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2009.09.30

必要になれば・・・

「必要は発明の母である。」だったかな?誰がいったのかはよく分りませんが、確かに人間需要があればなんとかするもんだ、ということを実感しました。

今日作った晩御飯は、「鳥団子入り白菜鍋」。

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和風の味付けにこだわったのですが、はっきり言ってうまかった。

一人暮らしをしていたものの、日本ではあまり料理をしませんでしたが、何せここはイギリス。日本と違って毎日外食していたら、いろんな意味で生命の危機に瀕します。

そしていざ料理をしてみると、これが意外に問題なく食べられる。鳥団子も鳥のミンチを買って来て、人参とねぎのみじん切り、酒としょうゆと塩を入れて混ぜ混ぜ。友人が持ってきてくれたしょうがのチューブを少々入れる。

鍋は干ししいたけを水で2時間ほど戻し(その間明日のケースの予習)、つゆの素としょうゆとほんだしを適当にいれて、沸騰したらスプーンで団子を成型して投入。適当に白菜とねぎをいれれば完成。

これにほうれん草の胡麻和えをつけて食べれば超健康食事の出来上がりです。かなりおいしい。課題はまだ多少時間がかかることですが、今後もうちょいスピードアップするでしょう。多分。こんな感じで英語も簡単に上達すればなぁ・・・・。

ちなみに何をおいても活躍しているのは、日本の友人がもってきてくれたちょっとした小道具の数々(干ししいたけ、しょうがチューブ、しゃけフレーク等々)。ひとみありがとう!!

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2009.09.29

速読(英語)

LBSでは、 「将来のグローバルリーダー」として必要であろう授業と、ソフトスキル系の授業をまとめて、Global Leadership Developing Program と称しております。

たとえば、前回ご紹介したホンダのケースを扱った Understanding General Management もこのプログラムの一部ですし、他にも「ライティング」「プレゼンテーション」「交渉術」「発音矯正」などなどの個々のスキルの授業を選択受講できるようになっています。

で、今日は登録した速読の授業にでてきたのですが、えー、なんでネイティブのやつらと一緒なんでしょうか。まぁ、そこで区別しないは当たり前っちゃあ当たり前なんですが。授業内容は奇しくも昨日ブログに書いたことと全く一緒でした。

  1. 文章を逐語で読むな。
  2. 視覚的に広くパラグラフをみて一瞬でキーワードを拾え。
  3. ディテールの文章よりもコンテンツのアイディアを理解しろ。

とまぁ、これまで無意識に実践していることだったので、知識としては「ふんふんそんなもんかいな。英語でも同じなんだなぁ。」という感じで、それはまぁいいのですが、僕がそれをできるのは日本語に限られておりまして・・・。

英語でやろうとすると、早々に意味のある内容として認識されなくなり、ある一定以上のスピードを超えるとアルファベットが模様としてしか認識されません。外人が「漢字はアートにしかみえない。」といっている気持ちが良く分りました。

アカデミックやビジネス文書ならともかく、ゆっくり読んでも理解しづらい文書(小説とかジャーナリスティックな文章)を速読するのは今のところ無理だな・・・。

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2009.09.28

本コース開始

いよいよ来週から正式な秋学期が始まります。実はこの1ヶ月はオリエンテーションの延長みたいなもので、かつては必修じゃなかったらしいんですよね。一般的にイギリスの学校の授業は9月の中旬~下旬に始まります。

「MBAで何を勉強するの?」とよく聞かれるので、今のところの僕の理解としては経済学、ファイナンス、戦略論、マーケティングなどとにかく浅く広く、という感じです。経営学って既存学問の集合体で成り立ってるみたいですねぇ。

明日のしょっぱなは Managerial Economics(経営者のための経済学?)で、要はミクロ経済学。授業の準備として教科書の1章を読むことが推奨されています。

ええ、もうばっちし読みましたよ。日本語訳を。

需要曲線と供給曲線の話なのですが、一応知っている話なので、とにかく日本語だと読むのが早い。文章を読むというより、視覚的にスキミングして読む箇所がわかるので、多分英語の20倍ぐらいのスピードなんじゃないだろうか。久しぶりに日本語のアカデミックの本をちゃんと読んだのですが、あまりの英語との差に逆に悲しくなってきた。

あー、なんか窓の外で誰かがベートーベンの月光を弾いてるなぁ・・・(現実逃避)

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2009.09.26

キャンパスビジットのお誘い

大体平均して1月に1回ぐらい、日本人の受験生(海外在住の方含む)がキャンパスビジットにいらっしゃいます。キャンパスビジットをされる方はこちらからお申し込みください。LBSでは基本的に1年生から1名、2年生から1名の計2名でご案内させていただきます。

キャンパスビジットが合否に影響を与えるかどうかについてですが、僕は「書くネタが増える」ぐらいで、仮にアドミッションと話が盛り上がったとしても、その事に過剰な期待をかけないほうがいいと思っております。ただ、LBSの場合は結構アメリカのスクールとの競争を意識しているので、「この人本気でうちにきたいんだな。」とアドミッションに思わせられれば、もちろんプラス要素です。僕はキャンパスビジットを一切してないので、何にもえらそうなことはいえないのですが・・・。

さて、MBAの合格者の集まりなんかでてると、やっぱ学校によって多少カラーの違いが感じられます。なんといっても留学生活の成否を決めるのは学校とのフィット(ロケーション含む)でしょうから、「自分の趣味嗜好に合うかどうか」というのを確認する意味では、やっぱりキャンパスビジットが一番有効な方法なんだろうなぁ、と思います。

あと、日本の方なら、どういう人が2年生になるのか、ということを確認しておいて損はないでしょう。なんだかんだいって、結構お世話になります。

「LBSの日本人コミュニティ」なんて書くと、ややネガティブなイメージをいだく人もいるかもしれませんが、LBSでは結構ほどよいバランスを保っていると思います。日本に限らずどこの国でも、やっぱり海外で最後に頼りになるのは同じ国の人です。日本人の数が少ない学校では、この点で苦労する可能性があります。少なくとも初海外生活の僕は間違いなく死んでた。

かたや日本人コミュニティが強すぎるのもまた問題で、日本人とだけつるんでいても、「なにしにきたんだ。」ということになります。まぁ、もはやバブル期でもないので、どこのビジネススクールでも日本人とだけつるんで過ごすのなんて不可能でしょうけど。

LBSは日本人だけではなく、もちろん他国の人も比較的落ち着いていて、お互いのカルチャーをリスペクトする雰囲気ができているので(そもそもそういう人しか来ない)、居心地はいいです。後は英語さえ出来ればハッピーなのに・・・。

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2009.09.25

MBAの授業は

MBA生のブログをみていると、「今学期にとった授業はこれこれで、学びはこれこれで・・・」という話題がよくでてくるが、なんとなくありきたりで面白くないような気がするのと、手前味噌な感じがするので、このブログではこれまであんまりそういう記述がありませんでした。

もっとプラクティカルな理由としては、残念ながら「超記憶に残る」という授業には今のところ出会っていない。

例えば、「Global Leadership Asessment for Managar(意訳:グローバルリーダーの資質)」においては、”プレーヤーとして優秀であってもマネージャーとして優秀だとは限らない。プレーヤーとして有用な資質/能力がマネージャーにとっては、しばしばマイナスに働くケース。”というのが第1回のテーマでした。もちろん「この授業が好きだ。」といっている同級生もいるのですが、僕的には

イヤ、そんなこと新橋の飲み屋で散々語ってたし。

というのが感想。もちろん飲み屋の愚痴話を体系化して普遍的なモデルを作るという点には、とても意義があると思いますし、そのことを過小評価しているつもりもないのですが、驚きを伴った発見というところまでは、もちろん至らないわけでして。

そういう意味では「統計」の授業もしかりで、これまでのところ既に持っている知識をアップグレードするという側面が強かった。まぁ、まだ正式なタームも始まってないので、結論づけるのは早いと思います。今後そういう「蒙を啓く。」授業に出会うことを期待。

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2009.09.22

英語サバイバル

本当に大学生時代に留学しておけばよかったなぁと思う、けふこの頃。

日本にいたときは日本人らしくなくがんがん質問するタイプだったのですが、こっちはとにかく言っていることを理解することで精一杯。日本語だったら、聞きつつ考えて発言できるのですが、『聞く』⇒『理解する』⇒『コンテンツを考える』とやっているうちに議論は次のフェーズへ。心の中で「ちくしょー、おまえら英語を理解するのが早すぎるんだよ!」。まさに負け犬の遠吠え。

で、英語が理解できないときにどうするか、ということなのですが、なんとなく”かわす”スタイル(推奨しません)が出来てきました。

1.One-to-oneのとき

この場合は実はあまり問題ありません。適当に流しつつも、相手がこっちに合わせてくれるので、一応会話は成立する。「今なんて言ったの?」と聞くのも一対一だったら別に抵抗はない。

2.Small Groupのとき

実はこのシチュエーションが一番やばい。英語ができる人どおし、ペラペラ話していくのだが、ある程度直線的な主張をしてくれるならならともかく、

「この変数にはこの値を代入すればいいんじゃない?」
「いや、先生がこう言ってたから、モデルのここをチェックするべき。」
「そっか、じゃあ、こういう可能性もあるんじゃない?」(想像)
という具合にあっちこっちにとぶともうついていけません。

「で、Shujiはどう思う。」

とふられてしまうわけです。さすがに秘儀”聞こえない振り”は使えないので、文脈から推測して「こんなところだろう。」というところをあてずっぽうで発言する。全くはずれたことを言っているわけでもないので、やや怪訝な顔をされるものの、「まぁ、そうだよね。」という具合にやりすごせる確率が80%。だてに人生経験つんでないぜ。

ちなみにはずしたときは、もちろん「No、No、そういうこと聞いてんじゃないよ。」といわれます。これがビジネススクールでよくいわれる”リスクをとる”という行為なのか。なお、全く分らないときは、素直に「I have no idea.」と降参しています。


3.大教室のとき

わかったふり。まぁ、実際に教授のいってることは70%ぐらいはわかるので、まんざらわかったふりでもないのだが。生徒の発言は大抵なまりが強くてきつい。じゃあなまりがなければいいかというと、ネイティブは人によってさらにきつい。特にベラベラのアメリカ人が実は一番わからない。


まぁ、そんな感じで英語と格闘する日々です。くぅ、なさけない。授業の内容は・・・、まだ始まったばかりなので、そんなに難しいことをやっているわけではない、はず。英語はとにかく年末までに大体わかるようにしたいなぁ、というところです。

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2009.09.17

ゲイについて

僕の人生でゲイに会ったことは多分なかったと思うのですが、どうやら夏に個人で通っていた英語の先生がゲイだということが判明しました。本人から直接聞いたわけではなく、第三者から「あの先生が『My Husband(夫)が・・・』といっていたから、間違いない。」と会話の流れで教えてくれました。

その後「ゲイは是か非か」という議論になったのですが、僕としては「ゲイかどうかは別にどうでもいいんだけど、婚姻制度として認めることに関しては抵抗がある。」と答えたら、当然のように「Why? Hey, its 21st century.(おいおい、今は21世紀だぜ)」となる。

ゲイの婚姻が認められるかどうかが政治トピックになるとは、22世紀にドラえもんを生んだ藤子不二雄も想像できなかったと思うが。ふとどうして駄目なんだろか、と考えると自分で納得する答えがあまりないことに気づく。

まず自分はクリスチャンでもなんでもない。どちらかというと無宗教なので、宗教的な理由で否定することができない。

僕の友人の1人は「男が全員ゲイになったらどうするんだ。一般化したときに正当化できないものは許容すべきでない。」といっておりましたが、イギリスの友人に言わせれば「現在のゲイの比率からいってそんなことありえないだろ。ありえない仮定に基づいた主張が説得力のある議論とは思えない。」ということになる。まぁ、これも理屈ではある。

最終的には、子供を生んで育てるということが、持続可能な社会をつくる社会の一員としの責務だとすれば、ゲイの結婚はその義務を果たせないので婚姻制度の範囲外である、ということろだろうか。

とりあえずこっちの人間は「Family」と「Community」って言葉に弱いけど、納得するかなぁ。他にも貢献する方法はある、とか言い出しそう。

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2009.09.16

プロダクトプレースメントの解禁とカレー

最近ニュースになっているのですが、イギリスでプロダクトプレースメント(番組内にスポンサーの商品を露出すること)が解禁される見込みになりました。ただし、子供向けの番組とBBCは例外。BBCのニュースでみたのですが、キャスターはなんとなく否定的なトーン。

日本でも一応番組とCMは、視聴者が区別できるようにするというルール(放送法かな?)がありまして、ワイドショーとかでのCM紹介で額縁がつくのはそのため。また、逆に”番組風のCM”というのも、放送局から誤認の可能性があるということでNGをくらうことがあります。まぁ、何が番組風なのかは主観的な話なので、よく揉め事の原因になるのですが。

ところで、日本では番組内のプロダクトプレースメントは普通に行われてきました。例を挙げればフジテレビの月9の枠はトヨタの車しかでない・・・はず。まだ日が浅いので確たる判断ができませんが、一般的に商業活動に対する認識はイギリスの方がネガティブな気がします。

どうでもいいことですが、こっちはよくテレビの音声が途絶えたり、いきなり放送がぶちきれたりします。さすがイギリス。ただし、テレビのチャンネルはロンドンで約100ほどあり、音楽チャンネルあり、映画チャンネルありで、バラエティ豊かです。さすがイギリス。なお、マイナーチャンネルは真昼間は何も放送してなかったりしています。

ちなみに、今日はとうとうカレーをつくりました。ルーをぶちこめばまず失敗しないし、おいしい。こっちのスーパーがすばらしいのは、玉ねぎ一個からでも量り売りで買えること。もちろん日本のように何個かまとめてビニールに入っているバージョンもあって、こちらは一個当たりの値段が多少安くなるのですが、どうせそんなに使い切れない。

量り売りの方法は以下の通り。買いたい物を野菜売り場にある秤にのせて商品を選択すると、重さから値段が計算され、名刺より小さめのシールが出てくる。それをビニールに貼って、レジで会計。1人暮らしで残った野菜の消化に追われていた身としては実にありがたい。日本でも導入すべきである。

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しかも、なんとラッキョウらしきもの(酢漬けの玉ねぎ)まで売っていたので、買ってみる。食べてみると、「酢につかってますな。」という感じで(当たり前か)、ラッキョウにしては味が強すぎてやや違和感がある。しかし一応代用には問題がない。大量につくったので、3日ぐらいカレーかな。。。

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2009.09.13

授業での発言

MBAの授業は大体「ケース」「レクチャー」に分かれる。全社はビジネスウィークの記事のようなものを10~15ページ読んで、それをもとにクラスでディスカッションするというもの。後者は大学の講義よろしく、教授が知識の伝達を行う。

ハーバードなどはケース100%だが、LBSは今後のカリキュラムをみるかぎり、半分半分ぐらいだろうか。当然僕のような英語をあまりしゃべれない人間にとってはレクチャーの方がプレッシャーが軽い。ケースの授業でははじめに1~2回発言したものの、後は様子見にまわってしまった。

面白いもので、段々とクラス(90人)で発言する奴も固定化されてきた。発言しているのはいつも決まった20人ぐらいだろうか。やはりイギリス出身とアメリカ出身が発言者の中心をしめる。なんだかんだいって語学にハンデがないからなのか。しかし、言語的にハンデがないであろう中国人のやつもあまり発言していないことを鑑みると、お国柄も当然ながら影響していると思われる。

そして、忘れてはならないもうひとつのグループがインド人で、この人たちはかなり積極的に発言する。僕からするとアクセントがきつく感じられるのだが、ネイティブは一応問題なくわかるらしい。時々聞き返されているけど。

さて、肝心の発言内容はというと、残念ながら半分ぐらい何をいっているのかわからないのだが、あまりエッジの聞いた発言は少ないようだ。もっともこれは質問の内容にもよって、「(コンピューターの)アップルのコアバリューは何か。」という程度のものだと、一斉に手があがり、はっきりいって早い者勝ちとなる。Creativityだとか、Think differentだとか、Change the world by technologyだとか。もっとも、”さっきのやつとかぶってんじゃん”という内容でも恐れずに発言するやつも多い

来週からビジネス倫理の授業も始まるので、ここではもっとカルチャーバックグラウンドに起因する価値観のぶつかり合いなどがみられるかもしれない。これまでのような一般論よりも中身がありそうで楽しみ。

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2009.09.09

スタディグループ

学校が始まって2週間たちました。先週はやや宿題とか、読み物とかいっぱいありましたが、今週は比較的楽チンです。学校側も9月は助走期間と位置づけているみたいです。

さて、LBSはただいま規模を拡大しておりまして、今年のMBAは約400人です(昨年比一割増)。この400人が5クラスに分割されまして、最初の一年間はこのクラスを基本ユニットとして授業が進んでいくことになります。

このクラスの中で、さらに6~7人のいわゆる”スタディグループ”に分かれます。必修コースで多く出されるグループワークはこのスタディグループを単位として行うことになるため、スタディグループは学校のクオリティ・オブ・ライフを左右する超重要要素です。ちなみに、このスタディグループは学校から強制的に割り当てられて、変更不可。つまり完全に運。

2週間もすれば大体スタディグループのメンバーの性格もわかってくるのですが、結論として僕はかなりスタディグループのメンバーに恵まれた方だと思う。ラッキー。

ケビン:
コロナを作っている会社に勤めていた、メキシカンナイスガイ。わりと積極的に発言するし、結構リーダーシップをとるタイプ。と同時にちょっと年をとっているせいか、バランス感覚もある。

イネス:
アルゼンチン出身の女性。ロンドンHSBCにもう7年間勤めている。結構ロジカルで、統計の問題などもすいすい解いているところをみると、多分論理系に強い。

スザンナ:
ポルトガル出身の女性。彼女もイギリスに10年以上住んでいる。性格的にも、体格的にも「肝っ玉お母さん」という感じ。前職はコンサル。

レベッカ:
ベルギー出身の女性。彼女はアメリカの大学を卒業した後、オックスフォードでマスターをとっており、イギリス居住暦は長い。一番女の子っぽくて、一番英語が早い。前職は不動産エージェンシー。

アショク:
インド系アメリカ人。前職ITコンサルで、多分一番年下。アメリカ人のなかではマイノリティのせいか、全くアメリカ人的な嫌味がない。恐らくややITオタク系で、スポーツはできない。日本に4ヶ月ぐらい仕事で滞在したことがあり、ひらがなカタカナが読める。

とにかくみんないいやつで、同じクラスの他の日本人からもいいなぁといわれるほど。僕みたいに英語が話せないと、結構空気扱いされる危険があるのだが、僕のスタディグループはお互いをリスペクトする空気があって、全く心配いらない。付き合い加減もウェットすぎず、ドライすぎずちょうどいい。

ただひとつ問題は、「日本人が唯一貢献できる。」と聞いていた数理系の授業である統計も今のところみんなそつなくこなしていること。うーむ、チームに貢献できるポイントが少ない・・・。

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2009.09.05

至福

昨日ようやく引越し荷物が届いて、包丁やら、鍋やらフライパンやらが届いた。元々は賃貸に住む予定だったので、あまり台所用品はもってきてないのだが(こっちは賃貸物件についている)、それでも基本的なものはもってきた。

結構大変だった一週間が終わったので、さっそく料理に挑戦してみる。なお、ロンドンには「ジャパンセンター」なる日本食材店(食材だけでなく本なども売られている)があって、日本のものも大抵手に入る。ただし価格は日本の1.5倍~2倍だが。

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とりあえずためしで作ってみた、肉なし肉じゃがとカルフォルニア米のご飯(肉は300グラムぐらいからしか売ってなくて使い切れなさそうだった)。やっぱ日本人は白いご飯やなぁ。めちゃめちゃおいしい。個人的にはカルフォルニア米は全然問題なし。

ロンドンは洋の東西を問わずいろんな人種の人たちがいるけど、10年以上ロンドンに住んでいるという人でも、食事はやはり母国のものを作っている人がほとんど。言語と一緒で、幼少期に培われ味覚の嗜好は、生涯にわたって変わらないものかもしれない。

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2009.09.04

まじで英語わかりません。

うーむ、覚悟はしていたがやはり本コースは全然英語のスピードが違う。特にネイティブスピーカー同士がしゃべってると雑音にしか聞こえない。

僕にとって特にきついのがアメリカ人。一般に日本人はアメリカ英語に慣れているといわれているし、実際にそう言う人も多いのだが、僕にしてみたらとにかくスピードは容赦ないし、もって回った言い方するし、多分イディオムとかめちゃめちゃつかってるし(聞き取れないため不明)、抑揚がなくてだらだらしゃべられるから、全然わかんない。

もっともそれも人によるところが大きく、「こいつの言ってることは80%ぐらいわかる。」というやつもいれば、「10%もわかんない。」という人まで様々。教授の言ってることは大体わかるものの、スライドの助けがないと途端に自身がなくなってくる。

まぁ、こっちにきてまだ1ヶ月ちょっとだから、それでペラペラになったらそっちの方がおかしいのだが。ちょっと本気でてこ入れせねば。クラブ活動も始まるし、宿題もわんさかでるので、ウワサどおり最初の学期はきつそうだ。

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2009.09.01

”超退屈な授業”とは

先週からようやく授業が始まりました。今日で2回目。科目は「Understanding General Management」ということで、マネージャーがいかに振舞うべきかを考える授業。

第1回は有名なホンダのケース。ホンダがアメリカのバイクマーケットをいかに制覇していったか、ボストンコンサルティングの分析(ケースA)と、実際にインタビューしたレポート(ケースB)を対比している。

前者はホンダがシェアの確保を徹底的に追求し、それによって販路を拡大し、一台あたりのコストを下げる戦略を追求した、と外部視点で報告している。ひるがえって後者は、実はホンダには戦略らしい戦略などなく、失敗を重ねた上でいくつかの幸運に支えられた結果である報告している。

このケースはホンダの生々しい奮闘ぶりがリアルに伝わってきて、学生からも「面白い。」と高評価であった。

ところが、今日の「アップル」のケースは概ね「Incredibly boring(超退屈)」という評価。

ケースの内容はいかにしてアップルが勃興し、そして1990年代前半に低迷したか、という内容。スティーブジョブスを追い出したジョン・スカリーに焦点をあてて、彼が「どこで間違ったのか。」ということに焦点をあてている。

たしかに良く知られている話ではあるし、ケースも冗長。ドラマもとくにないので、学生が退屈だというのもよくわかる。

しかし個人的には、冗長である点は否定しないものの、失敗したマネージャーに焦点をあてる、というケースは非常に為になると思う。

ホンダのケースと類似しているが、結果論で言えば彼がいかに愚かであったかはいくらでも指摘できるのだが、当時の視点でからいえば一見彼は非難されるべきことは何もしていないのである。

当時のアップルの問題点は、他社製品と互換性がなく、高止まりした開発費の為にコスト競争力がなかったことであった。そこで、彼はコストカットし、他社とアライアンスを組んでオープンソースに移行しようとした。

結果として彼の戦略はことごとく失敗してしまうのだが、いかにロジカルな戦略を立てたとしても、市場は会議室の期待を簡単に裏切っていくという、よい例だと思う。

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