« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009.11.30

選択科目の選択

LBSの1年生の1学期は全て必修科目なのですが、来学期から選択科目が選べるようになります。とはいっても、やっぱり1年生で選べる選択科目はそれほど多くないですね。選択科目は1年生のうちは最高4つまで。最低1つとらなければなりません。

授業によっては「特定の授業を履修していることが条件」というものもあり(この辺は日本の大学と一緒ですね)、その手のやつは早めに取っておこうと思います。

ちなみに、LBSには専攻という概念らしきものがありまして、選択科目を特定の分野(ファイナンスとか)で集中してとると「Concentration on finance」という称号がもらえます。別に、この認定がなんの役にたつわけでもないのですが。

選択科目は最低9、最高12単位とることができ、この選択科目をがんばって早めに履修すると、早期卒業というオプションが使えます。LBSの場合は最短15ヶ月、あるいは早めに終わらせたければ18ヶ月で卒業できます。

早く卒業してももちろん授業料は変わらないのですが、生活費は全然違ってきます。15ヶ月は詰め込みすぎですが、18ヶ月は多分普通にいけますね。この後の履修状況次第では検討してもいいかもしれません。早く卒業して、そのまま旅に出るとか・・・

| | コメント (0)

2009.11.26

戦略?の授業

同僚に「あなたってほんとうに机上の空論が嫌いだよね。」といわれたほどにプラクティカルな人間である僕としては、いまいち戦略論の授業は好きになれない。だけど、今日の最終回はおもしろかった。初めてなぐらい全く眠くならなかったし。

題材は、ビジネススクールを卒業したばかりのマッキンゼー出身者がベルギーのエアラインで経験したターンアラウンド。主人公がケータリング部署のマネージャーになるところから始まる。

主人公が1年余りに経験した泥臭い事件についてかかれたケースを読み、どう対応すべきかをクラスでディスカッションをする。その後、主人公が実際にとった行動を本人がビデオで語る。ひとつの問題が終わると、A4で1枚裏表ぐらいのケースが配られ、またディスかションをし、次にビデオ、という形式。

取り扱った問題は次の通り。

1.皿洗いの業務フローの改善

皿洗い機のメンテナンス部隊は、そもそも扱い方があまりにも汚いので業務時間では綺麗にできないといい、調理部門はそもそもメンテナンス部隊が仕事をしてないので、きれいな状況で引き渡せない。という水掛け論。どう解決すべきか。

2.ストライキ

リストラ計画のウワサが社内を駆け回り、ストライキが実施されることに。職場でのアジテーションが活発になる中で、マネージャーとして主人公はどう行動すべきか。

3.労働組合

主人公とまったくそりの合わない女性労働組合幹部がなぜか突然自部署の会議に現われた。職員の待遇に関わる会議だから自分には出席する権利があると主張している。この女性職員にどう対応すべきか。

4.降格

ルール変更後(職場での飲食禁止)、職務規定をやぶった現場の班長を降格にしたところ、班長の同僚が連名で抗議に来た。処分を撤回すべきか、修正すべきか、当初の方針を貫くべきか。

5.給与カット

会社がリストラ策の一環として給与カットを提示した。主人公の考えとしては、給与カットはモチベーションに悪影響を与えるので、生産性をあげること(休憩時間のカット)によって、同等の効果をうみだすべきだと考える。会社と部下と、どう説得すべきか。

まぁ、面白かったのはやっぱり自分が興味がある分野、ターンアラウンド(事業再生)だから。同じケースでも本人が語ると全く説得力が違うし、臨場感がでる。企業再生の現場できれいごとなど言ってられない、ナマの人間性がぶつかるところなども大変面白い。

ちなみに戦略論の授業のテイクアウェイとしては「戦略って実際に実行するのは難しいよね~。」という一言に要約され、そんだけかい!というつっこみが入りそうになった。興味がない人には「3時間かけてやる意味がわからなかった。」といったところらしい。僕には面白かったけど・・・。

| | コメント (0)

2009.11.25

海外で働くということ

こっちで生活してみて早くも意識が変わりつつあるのが海外で働く、ということの意味。

留学する前は「せっかく海外に住めるのに2年だと短い。最低でも5年はいたい。ローカル企業への就職にも挑戦したい。」と考えていたのですが、最近はもう一歩踏み込んで自分のキャリアも合わせて深く考えるようになりました。

ごくごく当たり前のことですが、海外で働く意味があるかどうかは、やっぱりその人の志向次第。

第一に、そもそも自分のベースは、好むと好まざるに関わらず日本。イギリス人やアメリカ人になりたいわけではないし、永住するつもりもない。自分は絶対海外に残るんだ、と思い切るほどの強いインセンティブもない。

第二に、語学の壁はやはり厚い。こちらで10年以上住んでいる人たちとも知り合う機会があったが、ネイティブと対等にやり合おうと思ったら、最低でも大学がこっちか、できれば高校以下からこっちに滞在していることが望ましい。

滞在期間の短い日本人がローカル企業に採用されるとしたら、クライアントが日本企業か、そもそも親会社が日本企業か、本人によっぽど専門能力があるかのどれか。

第三に、別に海外だからといって魅力的な職業がごろごろ転がっているわけでもない。まぁ、MBAのしばりがあるので世界が狭いかもしれませんが、世界各国職業状況はやはり似たようなもの。海外にしかない仕事というのは、あまりない。

第四に、海外だからといって別にいい生活ができるわけでもない。ワークライフバランスは若干いいかもしれないが、税金が高い分、額面が高かったとしても実は収入はあまり変わらない。ロンドンの場合は、格段に住環境がよいわけでもない(東京に似ている)。

色々と納得のいかないことも多いのですが、なんだかんだいって日本に住むのは悪くないオプションなのです。さはさりながら、日本にずーっと閉じこもっているのも面白みにかけるので、日本ベースの自分のキャリアの延長線上に海外で働くというオプションがあればいいのかなぁ、という風に今は思ってます。

まぁ、こっちで本当にやりたい仕事が見つかる可能性もありますんで、あせらずにじっくり考えます。「エリアありき」か「キャリアありき」かはその人の好みの問題ですが、僕の場合は明らかに後者。ということで、理由なく「海外に残りたい。」という気持ちはかなり薄れてきてるかな・・・。

| | コメント (0)

2009.11.24

就活状況+出願状況

久しぶりに自炊して、麻婆豆腐をつくるつもりが豆腐を入れるのを忘れたという失態をおかした今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日のロンドンは朝は土砂降り、昼から晴れ、夜は暴風というなんだかよく分らない天気でした。最近雨ばっかりでこれはテニスをするどころではありませんね・・・。ちなみに4時ぐらいでもう真っ暗です。

さて、ボストンキャリアフォーラム組が帰ってきました。なんだかんだいって、みんなサマーインターンシップをちゃんと獲得してきました。とはいってもそれなりに悲喜こもごもだったようですね。ちなみに投資銀行志望者には結構複数のオファーがでているようで、それなりに市況も回復しつつあるのかなぁ、という気もします。

今日はふたたびキャンパスビジットの応対をさせていただきました。時期柄やっぱり多くなってきましたね。とはいっても、はるばるロンドンまで来る人はやはりまだ少数派かと思われます。

アプリカントの方にお話したこととしては(個人的な意見ですが)、多分学校がアプリカントをジャッジする基準としては、「この生徒をとったら学校にどういう得があるのか?」ということにつきると思われます。特に重要な基準はふたつ。

  1. いいとこ就職してね
  2. 学校活動(授業とクラブ活動)に参加/貢献してね

分りやすくいえば、「こいつは間違いなくいいとこ就職しそうだな。」ということと、「こいつは色々学校活動に主体的に関わってくれそうだな。」と確信させることが重要。多分エッセイの出題もその観点に沿っているのではないでしょうか。

LBSの場合は書類審査をパスしたら、後の面接はフラットに判断される言われております。面接は・・・あたりまえですが運の要素もあります。ですが、OBはそこまで功利的?になる必要もないので、どちらかというと、「俺たちの仲間としてふさわしいか」というむしろサークルの面接に近いようなノリなのかなぁ、というのが印象です。

はっきり言って僕もLBSに入る前はどんな学校かいまいちイメージがわかなかったのですが(今の日本語サイトもよくないと思う)、今はそれなりに「カラー」というものを感じつつあります。

最後にキャンパスビジットは全く合格を保証しませんが、在校生と色々話ができれば少なくともエッセイの説得力は増すかと思われます。いらっしゃっられる場合は在校生できちんと対応させていただきますので、是非ご一報を。

| | コメント (0)

2009.11.22

パソコン

この最近PCのファンから異音がするようになった。LBSでは在宅試験などもあるので、そんなときにPCがとんだらマジで洒落にならん。一応ミニノートを万が一のときの為に日本で購入したのだが、念のため試験は学校でやることにしよう・・・。

ファイナンスの試験も終わって心に余裕ができたので、「はてこのPCはいったいいつ買ったんだろうか」、と調べてみると、なんと2005年の10月らしい。ちょうどMBAの受験勉強を始めたころだ。そういう意味では、このPCは僕の20代後半の苦楽をともにした戦友なわけだ。

起動/終了が異常に遅かったり、ちょっとあとこちガタがきてるけど、筐体は全く問題なし。ハードディスクはいまだに初代のものが使えてるし、やっぱりThinkpadは頑丈だなぁ。2代前につかったデルとは比較にならん。次もThinkpadにしよう。

試みに今PCを買ったらいくらぐらいなのかなぁと調べてみるとやはり値段がずいぶん下がっている。最近はCPUのコアは大体二つになっているらしい。モバイルユーザーとして使うんだったら、SSDの存在は大きいかな。

UKのLenovoで買ったらいくらぐらいするのだろうかと調べてみると、やはり予想通り高い。為替換算すると日本の1.5倍ぐらいだろうか。もちろん消費税が日本より10%高いというのもあるのだろうが、一般にUKの消費者市場は日本ほど競争的でないように思える。まぁ、公平にみれば日本の市場が過当競争で安いと思われる。

ちなみに日本で新品を買ってUKに送ろうとすると関税をとられるので要注意。関税をクリアーするには”使用感”を出さなくてはならない。

どちらにしろお亡くなりになる前にThinkpad同士でデータ移行できればそれはそれでハッピーなので、今度日本に帰ったときに新しく購入するとしよう。愛着のあるPCなのでほんとはずっと使い続けたいのですが、なにせ修理するより購入するほうが圧倒的にやすいからなぁ・・・。

| | コメント (0)

2009.11.21

MBAをとるメリット

MBAというより、ビジネススクールと言い換えた方がいいかもしれないが、今日キャンパスビジットの応対をさせていただいて、漠然と考えた。

人によってビジネススクールに行く理由は様々だし、何がメリットなのかも異なるでしょうが、LBSの場合は「転職予備校」としてのサービス提供はかなりのもので、もしそれが目的なら(特にヨーロッパ圏での転職)、確実にメリットを享受できると思います。

まず、入学したらすぐにやれ面接のやり方だ、カバーレターの書き方だ、履歴書の書き方だ、OBへのアポの取り方だ、などと「もういいよ。」というぐらいのキャリアサービスからの授業?セミナー?がいっぱいあります。

それに加えてプロフェッショナルクラブ(コンサルクラブとか、ファイナンスクラブとか)が、ボランティアベースで面接の練習などをしてくれます。さらにそれに加えて、毎週毎週、企業主催のスピーカーイベントがいっぱいあります。企業の目的はリクルーティング。会社紹介を兼ねてのスピーカーイベントなわけです。まさに需要と供給の一致といいましょうか。

これは別におかしいことでもなんでもなくて、そもそも多くの学生がMBAを目指す理由は、MBAをステップにしてよりよい職業につくこと。こういうリソースをフル活用している人はフル活用しています。残念ながら日本企業の採用プロセスは独自色が強いのでこの手のプログラムに含まれないのですが、LBSのメリットとしてアジア圏のジョブ紹介も結構充実しているような気がします。

もしあなたが漠然と「MBAに行く理由、キャリアプランもはっきりしないのにいって意味があるのだろうか?」とお考えなら、むしろそういう人の為にビジネススクールがあるといっても過言ではないかもしれません。

ということで、出願時には「あなたのキャリアゴールは何ですか?」と必ずどこのビジネススクールでも聞かれるわりに、入学後はむしろ”明確なキャリアゴールがあればいらないんじゃないか?”と思うプログラムがいっぱいあるのが、面白いというか、アイロニカルというか。

もっとも、たとえ明確なキャリアゴールがあったとしても、そこに至る過程は様々ですし、通常業務を離れてキャリアプランを見直せるのは、とても有意義だし贅沢なことだなぁ・・・。そんなことを考えつつ、明日のファイナンスの試験勉強に戻ります。

| | コメント (0)

2009.11.18

就職活動の時期

さて、今週末はボストンキャリアフォーラムがあります。基本的に私費でMBA取得に来る人たちはキャリアアップを目的にしているので、就職活動は大抵最優先事項になります。

ボストンキャリアフォーラムは25年前に始まったそうで、いまや多分海外での日本人向けの就職イベントとしては最大規模です。どちらかというと学部生が主参加者で、日本企業がブースを設けて就職面接をする、という方式です。

もちろんMBA専用?のブースを設けている会社もありまして、メインは外資系投資銀行(サマーインターンシップの面接)で、他にはこれまた外資の製薬会社などです。MBA生のもうひとつのメイン就職先のコンサルは、別途独自で面接をするのがほとんどとなります。

当然ながら、来る学生はアメリカに留学している人たちが大半なのですが、「サマーインターンシップの面接を受けたければボストンにきてください。」と明確にうたっている企業もあり、LBSからも何人か参加するようです。

ところで、ボストンキャリアフォーラムも、参加企業が170社⇒100社に今年激減しておりまして、経費節減の波が就職戦線にもひしひしと打ち寄せております。すくなくとも去年より就活状況が好転したという話は今のところ聞こえてきません・・・。

| | コメント (0)

2009.11.15

ロンドン 秋から冬?

中間試験が終わったかな~と思ったら、1週間後にはファイナンスの期末試験がある。ということで、今日は図書館でお勉強。

ロンドンはここ2~3日、風と雨がすごくて嵐のようだった。当然枯葉が舞い散って、道はえらいことになっている。ロンドンはイギリスの首都にも関わらず、道路の水はけがあまりよろしくない。今朝はそこら中にでっかい水溜りが出来ており、車が水をはねているのでちょい危険。

足元は危険だが、本日の空ははここ数日とうってかわって抜けるような青空。気温もぐんぐん上昇し、こういうのを小春日和というのだろうか。英語にも似たような表現があるのかもしれない。

ファイナンスの試験ではチーティングシート(A4裏表のカンニングペーパー)の持込が認められているので、ただいまWordちゃんに向かって公式をせっせと書き込んでいる。使うかどうかわからないが、ファイナンス用語の定義も一緒に打ち込む。振り返ってみれば、概念さえ理解できていれば、ファイナンスは覚えることはあまり多くない。

個人的にはこのようなカンペ持込という発想は好ましい。コンセプトを理解するのが重要であり、パソコンたたけばすぐ分るようなことを覚えるのは重要でない、というわけだ。学生時代(って今も学生だが)は必ずクラスに2人か3人は「辞書に書いてあることを覚えてなんになるんだ」と主張している奴がいたものである。

LBSの場合は「学生を落第させても一文の得にもならない。」という雰囲気があり、まるで日本の公立高校なみに赤点をとったら再テストで救ってくれる、、、らしい。先日授業中に学生から試験に関する質問が立て続けにあったところ、教授曰く「私だって再テストなんてめんどくさいからやりたくない。つまりあなた達と利害関係は一致してるのよ。Don't worry.」といってたけど。

ではそろそろ勉強に戻ります。

| | コメント (0)

2009.11.12

続・スタディグループ

中間試験も終わって、第一学期も終盤に近づいてきました。一応公表されているグループアサインメントは後3つ。僕は日本人の伝統的イメージにもれず、「お前ファイナンスとか数字系強いな。」ということで、そっち系のグループに入れられることが多くなってきました。

僕自身は相変わらず英語のしゃべれない人なのですが、なんとなーくチームに貢献もできて(もちろんかなり限界はありますが)、なんとなーく居場所もできてきました。

しかし、いくつか課題をこなしてくると、当然スタディグループにも差が出てくるように思えます。

1)完全タスク分割タイプ

恐らくもっとも多いのがこの形。課題ごとに一人あるいは二人の担当者を決めて、担当者が原型を仕上げる。その後グループでシェアをしてみんなでああだこうだと修正をいれる。

当然ながら、担当者が一番よく勉強することになり、理解度の差が大きくなる。とはいっても、当校は落第者が出るような学校でもない(はず)ので、よっぽど成績にこだわる人でももなければあまり内容をケアしなくなる。せっかく一生懸命やってもコメントなしということも多い。

そして、当然ながら出来た人間ばかりでもないので、楽な課題の取り合い。という事態も発生している模様。

2)協業タイプ

グループは分割するものの、内容の理解を促進するためになるべく多くのメンバーを割り振るタイプ。例えば6人グループで課題がふたつあれば、3人3人で割り振って、フリーな人が出ないようにする。うちのグループはこれ。

はっきりいって効率の面では劣るものの、グループのメンバーはよく集まるようになり、昼ご飯なども一緒に食べることが多い。とくにうちのグループはマイルドな人格者が集まっているので、本当になごやか。

我がスタディグループの場合はしかたなくそうしているという空気は微塵もなく、「そのほうがみんな得るものが多くなるからいいんじゃない?」という自発的雰囲気。



今のところ本当に崩壊したグループがあるとは聞いたことがないが、課題をやったやってないで怒鳴りあったり、あいつは何もしない、という愚痴はたまに聞くようになる。

実はスタディグループという方式は、フリーライダー(何もしないで成績をとろうとする人)に弱いというのが、個人的感想。小グループなだけに、問題児が一人いるだけで雰囲気が悪くなる。

まぁ、まだ助走のようなもので、2学期になって就職活動が始まったらどうなるのか、ちょっと見ものである。

| | コメント (0)

2009.11.06

中間試験

中間試験。まるで高校時代に戻ったかのような響き。よくいわれるようにMBAは1年目の1学期が一番忙しいそうで、しかも恐らく今週がピークのような気がしておりまして・・・。とにかく週の後半までたどり着いたので、もうひと踏ん張りします。

| | コメント (0)

2009.11.01

イギリスの医療

先日ようやくかかりつけ医(GP:General Practitionerと呼ばれる)登録が完了した。本来であれば、住所が決まってからすぐやらなければならないのであるが、めんどくさくて後回しにしていた。もちろん、面接の予約がとれなかった(登録に必要)というのもある。

小難しいことはわからないので、一般ピープルの視点から思ったことをつらつらと書き連ねていきます。

1.イギリスの医療制度(間違ってたらすいません)

イギリスの公的医療制度は無料。なんと6ヶ月以上滞在の合法VISA(つまり私のような人)をもつ外国人もただで利用できる。日本の皆保険制度はすばらしいと聞いているが、ことコストに関する限りではイギリスが上をいっている。

2.NHS(National Health Service:医療システム)の評価

NHSにはイギリス人も色々な感情があるようだが(官営による非効率さなど)、BBCのニュースやテレビ番組を見ている限りでは、全体としては比較的ポジティブ、というか一応”イギリスの良心”、みたいにとらえられているように感じる。

しかしこちらの滞在が長い日本人にいわせると、GPには”やぶ医者”が多いとのこと。ロンドンには日本人の医師がたくさんいるため、日本人はどうしてもこちらを利用してしまうそうだ。もちろん、こちらはプライベートの病院なので全額自費になる。

さらに、これは病院に限った話ではないが、サービスのレベルにはクエスチョンがつくことが多い。待機時間が長かったり、診察の予約をとるのにえらい苦労したりするそうだ。もちろん緊急の場合はこの限りではないのだろうが、この間アキレス腱をきった同級生が病院にいったら、そのまま2時間待たされたそうな。

3.アメリカとの比較

よく知られているが、アメリカの医療保険は完全に崩壊しており、こちらでもたまにニュースになります。オバマ大統領が公的保険導入に関して強固な抵抗にあっていることには、結構「あきれモード」の報道が多い。

まぁ、そんな感じでNHSにも色々あるのですが、「いざとなれば経済力がなくてもある程度の水準の医療がうけられる。」という安心感は果てしなく大きい。この点は日本も同様。アメリカなんて「貧乏人は病気になったら野ざらしで死亡。」というイメージがあるからなぁ。

薬価問題とか収益性の確保とか色々と問題はありますが、こちらに来て「やはり医療サービスは公的部門の役割」、という認識をもちました。

| | コメント (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »