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2009.11.25

海外で働くということ

こっちで生活してみて早くも意識が変わりつつあるのが海外で働く、ということの意味。

留学する前は「せっかく海外に住めるのに2年だと短い。最低でも5年はいたい。ローカル企業への就職にも挑戦したい。」と考えていたのですが、最近はもう一歩踏み込んで自分のキャリアも合わせて深く考えるようになりました。

ごくごく当たり前のことですが、海外で働く意味があるかどうかは、やっぱりその人の志向次第。

第一に、そもそも自分のベースは、好むと好まざるに関わらず日本。イギリス人やアメリカ人になりたいわけではないし、永住するつもりもない。自分は絶対海外に残るんだ、と思い切るほどの強いインセンティブもない。

第二に、語学の壁はやはり厚い。こちらで10年以上住んでいる人たちとも知り合う機会があったが、ネイティブと対等にやり合おうと思ったら、最低でも大学がこっちか、できれば高校以下からこっちに滞在していることが望ましい。

滞在期間の短い日本人がローカル企業に採用されるとしたら、クライアントが日本企業か、そもそも親会社が日本企業か、本人によっぽど専門能力があるかのどれか。

第三に、別に海外だからといって魅力的な職業がごろごろ転がっているわけでもない。まぁ、MBAのしばりがあるので世界が狭いかもしれませんが、世界各国職業状況はやはり似たようなもの。海外にしかない仕事というのは、あまりない。

第四に、海外だからといって別にいい生活ができるわけでもない。ワークライフバランスは若干いいかもしれないが、税金が高い分、額面が高かったとしても実は収入はあまり変わらない。ロンドンの場合は、格段に住環境がよいわけでもない(東京に似ている)。

色々と納得のいかないことも多いのですが、なんだかんだいって日本に住むのは悪くないオプションなのです。さはさりながら、日本にずーっと閉じこもっているのも面白みにかけるので、日本ベースの自分のキャリアの延長線上に海外で働くというオプションがあればいいのかなぁ、という風に今は思ってます。

まぁ、こっちで本当にやりたい仕事が見つかる可能性もありますんで、あせらずにじっくり考えます。「エリアありき」か「キャリアありき」かはその人の好みの問題ですが、僕の場合は明らかに後者。ということで、理由なく「海外に残りたい。」という気持ちはかなり薄れてきてるかな・・・。

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