« 社交について | トップページ | 中間試験 »

2009.11.01

イギリスの医療

先日ようやくかかりつけ医(GP:General Practitionerと呼ばれる)登録が完了した。本来であれば、住所が決まってからすぐやらなければならないのであるが、めんどくさくて後回しにしていた。もちろん、面接の予約がとれなかった(登録に必要)というのもある。

小難しいことはわからないので、一般ピープルの視点から思ったことをつらつらと書き連ねていきます。

1.イギリスの医療制度(間違ってたらすいません)

イギリスの公的医療制度は無料。なんと6ヶ月以上滞在の合法VISA(つまり私のような人)をもつ外国人もただで利用できる。日本の皆保険制度はすばらしいと聞いているが、ことコストに関する限りではイギリスが上をいっている。

2.NHS(National Health Service:医療システム)の評価

NHSにはイギリス人も色々な感情があるようだが(官営による非効率さなど)、BBCのニュースやテレビ番組を見ている限りでは、全体としては比較的ポジティブ、というか一応”イギリスの良心”、みたいにとらえられているように感じる。

しかしこちらの滞在が長い日本人にいわせると、GPには”やぶ医者”が多いとのこと。ロンドンには日本人の医師がたくさんいるため、日本人はどうしてもこちらを利用してしまうそうだ。もちろん、こちらはプライベートの病院なので全額自費になる。

さらに、これは病院に限った話ではないが、サービスのレベルにはクエスチョンがつくことが多い。待機時間が長かったり、診察の予約をとるのにえらい苦労したりするそうだ。もちろん緊急の場合はこの限りではないのだろうが、この間アキレス腱をきった同級生が病院にいったら、そのまま2時間待たされたそうな。

3.アメリカとの比較

よく知られているが、アメリカの医療保険は完全に崩壊しており、こちらでもたまにニュースになります。オバマ大統領が公的保険導入に関して強固な抵抗にあっていることには、結構「あきれモード」の報道が多い。

まぁ、そんな感じでNHSにも色々あるのですが、「いざとなれば経済力がなくてもある程度の水準の医療がうけられる。」という安心感は果てしなく大きい。この点は日本も同様。アメリカなんて「貧乏人は病気になったら野ざらしで死亡。」というイメージがあるからなぁ。

薬価問題とか収益性の確保とか色々と問題はありますが、こちらに来て「やはり医療サービスは公的部門の役割」、という認識をもちました。

|

« 社交について | トップページ | 中間試験 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 社交について | トップページ | 中間試験 »