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2009.11.26

戦略?の授業

同僚に「あなたってほんとうに机上の空論が嫌いだよね。」といわれたほどにプラクティカルな人間である僕としては、いまいち戦略論の授業は好きになれない。だけど、今日の最終回はおもしろかった。初めてなぐらい全く眠くならなかったし。

題材は、ビジネススクールを卒業したばかりのマッキンゼー出身者がベルギーのエアラインで経験したターンアラウンド。主人公がケータリング部署のマネージャーになるところから始まる。

主人公が1年余りに経験した泥臭い事件についてかかれたケースを読み、どう対応すべきかをクラスでディスカッションをする。その後、主人公が実際にとった行動を本人がビデオで語る。ひとつの問題が終わると、A4で1枚裏表ぐらいのケースが配られ、またディスかションをし、次にビデオ、という形式。

取り扱った問題は次の通り。

1.皿洗いの業務フローの改善

皿洗い機のメンテナンス部隊は、そもそも扱い方があまりにも汚いので業務時間では綺麗にできないといい、調理部門はそもそもメンテナンス部隊が仕事をしてないので、きれいな状況で引き渡せない。という水掛け論。どう解決すべきか。

2.ストライキ

リストラ計画のウワサが社内を駆け回り、ストライキが実施されることに。職場でのアジテーションが活発になる中で、マネージャーとして主人公はどう行動すべきか。

3.労働組合

主人公とまったくそりの合わない女性労働組合幹部がなぜか突然自部署の会議に現われた。職員の待遇に関わる会議だから自分には出席する権利があると主張している。この女性職員にどう対応すべきか。

4.降格

ルール変更後(職場での飲食禁止)、職務規定をやぶった現場の班長を降格にしたところ、班長の同僚が連名で抗議に来た。処分を撤回すべきか、修正すべきか、当初の方針を貫くべきか。

5.給与カット

会社がリストラ策の一環として給与カットを提示した。主人公の考えとしては、給与カットはモチベーションに悪影響を与えるので、生産性をあげること(休憩時間のカット)によって、同等の効果をうみだすべきだと考える。会社と部下と、どう説得すべきか。

まぁ、面白かったのはやっぱり自分が興味がある分野、ターンアラウンド(事業再生)だから。同じケースでも本人が語ると全く説得力が違うし、臨場感がでる。企業再生の現場できれいごとなど言ってられない、ナマの人間性がぶつかるところなども大変面白い。

ちなみに戦略論の授業のテイクアウェイとしては「戦略って実際に実行するのは難しいよね~。」という一言に要約され、そんだけかい!というつっこみが入りそうになった。興味がない人には「3時間かけてやる意味がわからなかった。」といったところらしい。僕には面白かったけど・・・。

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