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2009.12.07

MBAホルダーの傾向

昨日、おとといで戦略論と組織マネジメントの試験が終わったので、一年生全体に”小休止”、といった空気が漂っております。とはいっても、来週には会計の試験とミクロ経済学のレポートが控えておりますので、引き続き勉強しなきゃならないのですが。

さて、最近ふと思った、MBAホルダー(正確にはまだ予備軍だけど)には、こんな人たちが多いなぁ、ということに関して。MBAホルダーといってもLBSのバイアスがかかってると思いますが。

1.保守的

もちろんなかには変わっている人もいるのですが、原則として社会的な「成功」という価値観をうけいれて、権力構造の上層部をめざしている人がくるところですから、世間の感覚とかけ離れた価値観や行動原理を持っている人はまずおらず、既存社会の価値観の創造者というよりも受容者であるように思います。

そういう意味では、若干日本の東大の雰囲気に似ている。ただ、東大のほうが試験一発勝負なので、もっと極端に変わっているやつがいたような気がします。

2.個人主義

自分のことは自分でなんとかしてきたし、これからも自分の人生は自分のもの、という考え方が徹底しているように思います。政府や企業、何がしかの団体に所属し、依存する、という発想がそもそも彼らにはありません。

これは必ずしもチームワークが苦手だということを意味しませんが、日本語で言う「滅私奉公」という発想はたぶんないでしょうね。ちなみに、海外にも当然「滅私奉公(Self-sacrifice)」の概念はありますし、一般的にはポジティブに解釈されています。

あと、日本人に関して言えば、やっぱり社費組と私費組は性格が異なるような気がします。社費組は発想が組織志向で、何かをやろうという場合は組織としてのコンセンサスを重視する傾向があります。片や私費組は発想が柔軟(というか特異?)な気がしますが、その結果としてバラバラというか・・・。

とはいえ、全体の傾向としては、選考過程が厳しい分、均質な人たち(つまり同じような人たち)が集まっており、これにはいい面と悪い面、両方あるというのが感想。ただ、世間尺度からいえば、ビジネススクールが強調するほどDiverse(多様性:どのビジネススクールでも主張している)でもないだろう。

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