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2010.03.22

地球は狭くなったのか

最近では、グローバリゼーションとか、フラット化とか、この手の言葉を聞かない日はないくらいでしょう。日本の将来を悲観して(根本的には出生率が問題になっているように思えますが)、海外移住を勧めるブログもたくさんあります。

ですが、一部の特殊な人たちを除いて、そんなに人って移住しないんじゃないかなー、というのが最近の感想です。というのも、今ソウルでトランジット待ちなのですが、空港にでたところ、99%の人たちが黒髪の黄色人種。9ヶ月ぐらいしかロンドンに住んでませんが、比較するとあまりに同一人種ばっかりなので強烈な違和感を感じます。

ちなみにどうでもいいですが、今回大韓航空を使ったところ、スチュワーデスに必ずハングルで話しかけられました。そのたびに「スピークインイングリッシュ、プリーズ」。確かに僕からみても全然見分けつかないから、無理ありませんね。微妙にファッションセンスとか違う気がするんですけどねー。

ところが、この地域による人種の偏りは逆もまた真なりで、ロンドンからスイスのいわばローカルの航路に乗ったら、ほぼ全て白人。チューリッヒなんて多分アジア人2人で歩いていると結構目立ってたのでは。ちなみにどうでもいいですが、そのときは必ず中国人と間違われてました。やっぱり日本のプレゼンスが低下してるんですかねー。

話をもとにもどすと、このような地域的な差異が生じるためには、人類集団が分岐して相当長期間にわたって交配交流が断たれる必要があります。ちなみに、遺伝学の研究成果によると、日本人の大部分は1万年ぐらい前に大陸からわたってきて、そこに住み着いたような。逆に言うと1万年ぐらいあんまり移動してないのです。人種的にはチベットにいる人たちと近いそうです。

遺伝的な差異と地域的な差異がほぼ一致しているということは、ひとたび地域的に分割された後は、その後長期間にわたって交配がおこらなかったことを示しています。そうでなければ、同一の遺伝子を持った人があちこちにちらばって、まざっているはず(素人学問なので、間違ってたらごめんなさい)。

まぁ、何がいいたいかというと、技術的な発達によって国境を越えたコミュニケーションや移動は容易になりましたが、定住を伴う移動って数百年~数千年にわたる長期的な現象で、我々が生きている間に知覚できる変化はわずかだと思うんですよね。アメリカみたいに空白地帯に過剰人口が移民する場合は別なんでしょうけど。

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2010.03.20

合格者を招待する予定

本日マーケティングの試験が終わり、これで残すところは後1つ。そしてそれが終われば来週は日本です。

そういえば、我がLBSはジャパントリップ中の宴会に例年日本人合格者を招待しております。一応アドミッション側も、合格者にはLBSコミュニティと早めに交流してほしい、ということですね。

合格後にMBAの集まりに出てみると、やっぱりなんとなく学校のカラーがありますので、複数合格された方は都合がつけばいくつかのイベントに出て、比較検討されるといいと思います。

ちなみに、今日キャンパスビジットに来られた方からの質問で、自分でもあまり気づいてなかったLBSのカルチャーについて気づいたことがあります。その方は学部時代にアメリカの学校に留学されていて

「LBSのマイノリティーの比率はどのくらいですか?」

と質問されたのです。正直最初は質問の意味がよくわからなかったのですが、アメリカだとマイノリティーの比率(有色人種とか、ゲイとかかな?)が発表されるらしく、恐らくこの比率が高いと「フェアな学校」として評価されるということなのでしょう。

USスクールの出身者には多分当たり前で、裏を返せばそれだけアングロサクソンのアメリカ人がマジョリティだということなのでしょう。多分。僕が質問の意図がよくわからなかったのは、LBSでは全員がマイノリティだから、そもそもそういう概念が存在しないということ。比較的比率が大きいのは、イギリス人、アメリカ人、インド人ですが、どれもマジョリティではない。

ということで、繰り返しになりますが、LBSでは自然とお互いの立場を尊重する、大人なカルチャーができていると思われます。合格者の方々にはそこら辺の空気を感じてほしいです。

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2010.03.17

LBSの紹介

すいません。試験中で更新に手が回っておりませんで、今回は人様ブログを紹介させていただきます。

HBS meets LBS

ちなみに、LBSは大抵の学校と交換留学制度があるのですが、なぜかHBSとStanfordだけないんですよね~。そもそも交換留学の制度がないのかな?

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2010.03.15

春のきざし

今日はひさしぶりにロンドンも晴れでした。友人のバースディパーティーに行くのに、ちょっと裏道を使って50分ほど散歩がてら歩いてみると、なんともいえない気持ちよさ。大通りは車でゴミゴミしているのですが、裏道を歩いているとレンガ色の家がならび、本当にジブリアニメに出てくるような風景が広がってます(先日ラピュタの上映会をやったもので)。

今日は気持ちがいいのですが、一般的にロンドンの冬はなかなか厳しいものがあります。

1.日本の1割~2割増しぐらい寒い

2.15時過ぎると暗くなる。お日様出ない

3.雨が常に降ったりやんだり

うそかまことか分かりませんが、冬の間にうつ病になる人が結構いるそうです。僕は結構忙しくしてたので、そんなことはありませんでしたが・・・。

それでもロンドンはまだましなほうで、大陸の方がより厳しいと聞きます。というのも、気温がさらに下がるので。マイナス5度や10度は当たり前。多分近代以前であれば、本当に冬を越すのは命がけだったのではないでしょうか。最近読んだヨーロッパの童話で冬のシーンが出てくるのですが、本当に身を切るようなイメージがわいてきます。

そんな冬もようやく終わり、春が近づいてくるかと思うと気分が盛り上がってきますね。でわ気休めも程々に、そろそろ試験勉強に戻ります・・・。

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2010.03.14

広告業界の”密約?”

冷戦下の核持込をめぐる日米政府の「密約」がニュースになっています。外務省の有識者委員会の報告書はやや冗長なのですが、要するに「日本政府は非核三原則を掲げておきながら、アメリカ軍の核兵器の持込を黙認していた」ということのようです。

さて、こういう『暗黙の合意』を密約とするならば、広告取引では担当者間の密約が横行?しているかもしれません。何かというと、CMの撮影費。一般的にCMの撮影費は、15秒/30秒のタイプを両方作って、1本2000万~4000万あたりが相場です。これにはタレントの契約費(年間数千万円)は含まれておりません。

CMの撮影が屋内、つまりスタジオでやるのであれば、制作見積もりの信頼性が高くなります。ところが、これが屋外ロケとなると、見積もり作成がとたんに難しくなります。雨が降って撮影が一日延びれば、それだけ拘束しているスタッフ(照明、美術、撮影クルー、メイク等)の人件費と、機材のレンタル費が積みあがっていきます。もちろん総制作費が倍になるわけではありませんが、単純に一日撮影が延びれば数百万単位で膨れ上がります。

もし僕が「いかなるリスクも避けたい」という人間であれば、雨天予備費を見積もり上目いっぱい積み上げるでしょう。たとえば「1日撮影+4日雨天予備」のような感じで。5日ぐらいあれば1日ぐらい晴れるだろうというのは、保険としてはまっとうな気がします。そして、清算時に実際にかかった金額のみを請求するでしょう。

ところが、こうすると当初見積もりが膨れ上がります。3000万円の見積もりが6000万円になってもおかしくありません。当然クライアント側の担当者は過去実績を参考にしますから、受け入れてもらえません。

「この見積もりは受け入れられない。」

「じゃあ、雨天予備費なしで、雨が降ったら追加分を請求させていただけるんですか?」

「いや、当初見積もりより過大に膨れ上がるような請求は駄目だ。見積もりの意味がない。」

「ごもっともで。ではやっぱり雨天予備を入れさせていただきたいのですが」

「でも、これはいくらなんでも高すぎるだろう?」

「といっても、雨が1日降れば撮影費は大体倍かかりますから、計算上はおかしくはないのですが」

「・・・、そこはうまくやってよ」

「・・・、はぁうまくですか」

という具合です。もちろん担当者が未熟で雨天リスクを見込んでない場合もありますが、上記の事情から敢えて雨天予備を全くいれないことも多々あります。もし、雨天予備を1日でも見込んだ見積もりが提出されて、クライアントもそれをしっかりと了承しているのであれば、かなりまっとうな取引といえるでしょう。

雨天予備費を見込まなくて、雨が降ったらどうするんでしょうか?その時はその時、そこには担当者間のお互い努力するという暗黙の合意が存在しているといえるでしょう。といっても、合意まで至れば広告営業担当としては立派なもので、クライアント側が「そんなことは知らん。とにかくこの見積もりを出したんだから、これしか払わない」ということも多いのですが。

多分似たようなことはいずれの業界でもあるでしょうが、個人的にはこういう不透明な日本的ビジネス慣行はよくないと思っています。たとえ数百~数千万円の幅が出ようとも、事実は事実なのですから広告会社もクライアントも書面で合意すべきだ、とは思います。もっとも、当時、一担当者としては業界慣習には逆らえなかったのですが。

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2010.03.12

日常

来週の期末テスト、ジャパントリップにむけてなにかと忙しくなってきております。まとまって物事を考える時間がありませんので、心に浮かんだよしなし事を。

確認したわけではありませんが、今年のLBSの日本人受験生で、インタビューまで行った人が大幅に増えたそうです。もともとの志望者が増えたのか、それともLBSの審査基準が甘くなったのか、はたまたとりあえずインタビューに行く人たちまでを増やそうとアドミッションが思ったのか、詳細はよくわかりません。

欧米圏では鯨を食すというのは、弁解の余地もなく、どうしようもなく野蛮な行為とみなされるようです。でも、シーシェパードの件は特にニュースになってません。何か聞かれたときには、僕自身はクジラを食べることに対する倫理的な抵抗感は全くないですが、別にクジラを食べられなくても個人的には特に困らないと答えています。

先日に引き続き日本の風俗が友人間で話題になりましたが、日本のラブホテルはアメリカ人及びヨーロッパ人にはかなり奇異なものにうつるそうです。トルコ人のかわいい女の子も「日本に行ったらラブホテルを見学したい!」って言ってましたし。しかし、ブラジル人達が「ブラジルにだって同じホテルはある!」と主張し始め、イタリア人が「いやいや、イタリアも負けてないぜ!」とラブホお国自慢を展開し始めました。今日も引き続きラブホディスカッションがメールで飛び交ってます。

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2010.03.10

なぜ敷居をまたぐのか

先日クラスの女の子3名と昼ごはんを一緒に食べたのですが、そのうち2名がジャパントリップに参加予定ということで、色々と各国の風俗が話題になりました。政治経済の話題の方が理由がはっきりしていて答えやすいのですが、文化的な説明を英語でやるのは本当に難しい。

特に答えに窮したのが、

「中国にいったときに、寺院の入り口の石を踏んじゃだめと言われたの。日本でも同じだってって聞いたけど、どうしてかしら?他にもそうやって踏んじゃダメなところはあるの?やっぱり失礼なことはしたくないから、お作法を覚えないと!」

”考えたこと”
「それはすばらしい心がけだね。そうだね。玄関の敷居とか、畳のへりとか踏んじゃダメっていうね。何かで読んだけど、多分日本人はソトとウチの区別に対して敏感なんだよ。結界を大事にする民族意識から生まれたんじゃないかなぁ」

”実際の発言”
1秒の間(ちょっとまて、玄関の敷居ってなんていんだ?畳はタタミマットで通じるのか?さっき”またぐ”ってなんていってたっけ?ソトとウチの区別ってなんじゃそりゃ。なんて説明するんだ?)
「いえす。のっとおんりー at テンプルズ。ばっとおーるそー at エントランスおぶハウス」

「そ、そうなの」(明らかにものたりないようす)

その後なんとか知ってる表現で説明しようとしましたが、これがまた難しいのです。そもそも英語で一対一に対応する概念がほとんどないか、たとえあるとしても、そんな普段全く使わない単語覚えていません。

さらにディープな質問が、「中国の風水は日本文化にどんな影響を与えたのか?」

・・・知らんがな。

「Shujiはジャパントリップまでに勉強が必要ね。」

戦力外通告。

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2010.03.08

週末にスイス

ということで今はスイスの友達の家に遊びに来ています。往復で1万5000円ぐらい。飛行時間2時間、時差一時間。十分週末に遊びに行けるレベルです。今日は7年ぶりぐらいにスキーをしてきたので、明日は筋肉痛間違いなしです。今学期も先学期ほどのプレッシャーはないものの、なんやかやと忙しく結局旅行はスイスだけになりそうです。

来学期はみんなサマーインターンの就職活動が終わることをみこして、様々なトリップが週末に企画されております。僕が把握しているところでは、スペイン、トルコ、オランダ、ポルトガル、レバノン、イスラエルなどなど・・・。あと、授業の社会科見学でドイツってのもあります。全部行っていると身がもたないので、いくつかセレクションをすることになるでしょう。

こういう風に気軽に旅行に行けるところもLBSの魅力でしょうか。

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2010.03.05

世界の料理は意外に限られている

先週LBSでTattooというイベントがありました。学園祭の出店オンリーみたいなものでして、各国の学生が自国料理を振舞うというもの。同時にアトラクションのもあって、最大規模のイベントのひとつです。参加者は入場料を払うと、後は食べ放題になります。

衛生面の問題があるので、原則としてケータリングサービスを利用することになっております。ということで、多分味はいまいち系なのですが、各国の学生が選んでるだけあって、それなりに自国料理に近いものがでているものと思われます。

なんといってもLBSの長所は学生の国際色が豊かなこと。旅行をしなくても、世界各国の料理が食べられてしまう。実にすばらしいイベントです。

料理もバラエティに富んでいる・・・、と言いたいところなのですが、ブースを食べ歩くと、実は世界の料理のバリエーションってそんなにないんじゃないかという気がしてきました。

Food_2

※画像はクリックすると拡大されます

野菜/米系:中国と東南アジアエリアは、やはり野菜系の料理が充実しているような気がしました。中国ブースは鶏肉カシューナッツ炒めみたいな感じでしたしね。ベトナム料理とかも野菜系ですし。もっともLBSでは多少ここら辺のエリアは勢いが弱いのですが。

ナン/ヨーグルト系:インド/中東エリアを特徴付けるものはなんといっても、ヨーグルトとナンでしょう。ヨルダンでも、エジプトでも大体似たような感じです。インドは北がナン、南が米なのでちょっと違うのですが、ディップ系のスタイルであるところは同じです。

肉/じゃがいも系:欧米社会は肉とじゃがいもです。フランスブースとイタリアブースはお菓子系で攻めてましたので、これに甘いものを足してもいいかもしれません。ヨーロッパの国のブースをはしごしていると、ノルウェーやドイツとかも肉ばっかりなので、早々に飽きてきました。

豆系:アフリカや南米系はやはり豆が主体でしょう。味はともかくとして、お得感がないのと、あまり見た目もパッとしないので大量に残ってました。

魚系:上記世界各国の料理の中で異彩を放っているのはダントツで寿司。他の料理とは似ても似つきません。他のブースを回っていると、肉料理がメインなのでなんかどれも似たような感じがしてきますが、寿司は独特のポジションを築いております。世界各国で寿司が日本の代名詞になるのは分る気がします。

もちろん日本料理にも色々あるように、各国の料理にも色々あるでしょうけど、コアとなる食材や調理方法はそれほどバリエーションがないのかも。そしてやっぱり当然ながらエリアが近接していると非常に料理内容が似通ってきますね。

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2010.03.03

とある外交官

本日は英国外務省の事務方のトップがスピーカーのイベントがあるというので、ちょっと顔を出してきました。僕の興味の方向性が偏ってるかもしれませんが、ジョージソロスのときは一瞬で眠くなって(実際に寝た)しまったのですが、今回はほぼ徹夜明けにも関わらず、全然眠くなりませんでした。

このイベントはジョージソロスとは比べ物にならないぐらい不人気。教室にいたのは30人ぐらいでしょうか。スピーカーの外見はいかにも公務員という感じの、ぱっとしない初老の男性。そして、彼の話す内容も、別に目が覚めるような内容でもなく、会計の教授みたいにアイロニーを利かせて笑いをとるということもなく、どちらかというと抑制がきいていて、まぁ言ってしまえば平凡なのですが、妙に納得してしまう感じでした。

まず、彼の英語が極めて分りやすい。比較的分りやすいとされているBBCの比ではない。恐らく30年間外交官生活をしてきただけあって、非ネイティブの人と話慣れているのでしょう。イギリス人が好む、イギリス独特の表現やもってまわった言い回しも一切しません。それでいて、別に速度が遅いわけでもなく、格調高い(ような気がする)。この人に比べると、質問している生徒のイギリス人のしゃべり方が、とても子供っぽく見えてきます。

さらに、外交官だけあって一切人を不愉快にさせるようなことを言わないし、しぐさにも出さない。それでいて、ところどころユーモアを忘れない。これも外交官にもよるのでしょうが。以下Q&Aの抜粋です。

生徒:「私はもう10年もイギリスに住んでいるのに、2年ごとにVISAの更新を要求される。移民を排斥しようという意図でもあるのか。」

外交官:「かなり外交官っぽい答えになってしまいますが(会場微笑)、『良い移民』をうけいれて、『悪い移民』にはお引取り願おうというのが基本スタンスです。高い技術力や優れた能力をもった人たち、そうですね、例えばあなた方のような人たちです(会場微笑)。是非わが国に来て欲しいし、イギリスに貢献して欲しい。」

生徒:「イギリスはイラク戦争をめぐって、国論が2分している。引き裂かれているといってもいい。外交官として政治の決定にどう対処するのか」(結構挑発的)

外交官:「外交官の仕事は戦争を避けることだといってもいいでしょう。ですから、イラク戦争が起こったときは、非常に残念でした。ただ、公僕である以上、政治の決定には従います。もちろん全ての人間がこの決断に賛成なわけではないし、信念に従って行動することは何にもまして優先されるべきです。

このときは、実際に関係者を集めて『残念ながらわが国は戦争を遂行することになった。この決断に不服なものは今すぐ辞表を出してもらいたい』といいましたよ。実際に一人辞表を出しました。

ただ、だからといって外交官全員がイラク戦争に賛成なわけではもちろんありません。ひとたび戦争が始まった後は、それをいかに早く終わらせるか、そして戦後復興をいかに実現させるか、我々がやるべきことは尽きることがありません。だからみんな誇りを持って仕事をしています。」

生徒:「政治家のなかには目先の利益のことしか考えない人たちもいる。例えばイギリスは選挙を控えているが、このような人たちは人気取り政策に走るだろう。どう対応するのか。また、今回政権が変わったら外交方針はどうなるのか。」

外交官:「最後の質問は選挙が終わってから答えたほうがいいでしょうね(会場笑)。ですが、確かに政治家は即効性のある政策をもとめます。1ヵ月後に選挙が迫っているとしたら、5年、10年の長期スパンで考えることはなかなか難しいでしょう。2週間で結果がでる案件以外は全部スルーされてしまうのは事実ですよ(会場笑)。

もちろん、我々は政治の決定には従わなければなりません。ただ、政治家に長期的視野、そうですね、せめて5年ぐらいのスパンで考えて欲しいし、その為に必要な働きかけをするのも我々の仕事だと思ってます」

なんとなく雰囲気伝わりましたでしょうか。何も特別なことはいっていないけど、思わず聞きいってしまうような感じ(ケータイのメール打ってる失礼な元コンサルタントもいましたが)がありました。

多分、LBSで学んでいる大多数の人にとっては退屈な講演だったことでしょう。ただ、僕はこの講演から学んだことが非常に多いように思えます。

果たして日本の事務次官が、たかだか30人の学生の為に講演してくれるでしょうか。よしんば本人は講演してくれたとしても、部下がわざわざそれをアレンジしようと思うでしょうか(今回はLBSの卒業生が企画)。

ちょっと日本との差を感じてしまいました・・・。

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