« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010.05.27

生徒会

LBSには生徒会がありまして、各クラブもかなり活発に活動しております。スピーカーイベントを催したり、先ごろご紹介したTattooという食イベントも、生徒会が中心にやっております。個人的な意見としては、結構やる人は精力的にかかわっていると思います。MBAの評価はアカデミックだけではなく、課外活動も重要な要素なので、生徒会の存在は大きいです。

さて、先日生徒会役員の選挙が行われまして、新プレジデントが選出されました。ちょうどLBSの授業年度も終わりに近づいているということで、各クラブも合わせて代替わり。クラブプレジデントを集めてのブリーフィングが行われました。

R0011315
(中央は新生徒会長のカール)

ちなみに私めは前日3時までつれまわされて、寝たのが5時だったので、せっかくの学長の貴重なスピーチの間もおきてられませんでした・・・。僕は昔から「座ってるだけ会議」とか「興味のない授業」とかだと、自分でもやばいと思うくらい極端に眠くなるんです。

LBSの生徒数は1学年400人。やはりそれなりの生徒会活動を維持するためにはまとまった人数が必要です。生徒間の緊密さとかを考えると、これぐらい規模がちょうどいいのかなという気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.25

青空教室

先週末からロンドンはいきなり気温が急上昇しまして、すばらしい晴天が続いております。あんまり天気がいいので・・・

R0011321

授業を外でやることに。教授の粋な計らいでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.22

ブラックショールズ式を考える

最近マクロ経済のエントリーが続きましたが、はっきりいってこれはビジネススクールの授業の中では傍流なんですね。今回はバリバリの本流である、選択科目のファイナンスの授業から、オプションの価格算定について紹介を。

Blackscholes

(Wiki:ブラックショールズ方程式より

で、もともと僕も「ブラックショールズ式」というものの名前は知っていましたが、難しそうなので関心をもちませんでした。ですが、いざ勉強すると背後にあるロジックはわりとシンプルです。

まず、オプション(これはコア科目の内容なのでMBA生はみんな勉強します)の仕組みのおさらいを。

  • A社の株が現在100円だったとします。
  • Xさんが3ヵ月後に110円以上、たとえば120円ぐらいにはなるだろうと予想したとします。でも、現金は5円しか持ってないので、株は買えません。
  • 一方Yさんは3ヵ月後も株価は100円のまま、あるいはもっと下がるかもと予測します。
  • このときXさんYさんに
    「手持ちの5円払うからさ、3ヵ月後にA社の株110円で売ってくんない?」
    ともちかけます。
  • Yさんは株価は110円になることはないと予想してますので、
    「いいよ。」
    と約束して5円を受け取ります。

これがオプション取引ですね。実際に3ヵ月後の株価が・・・

120円だったら、Xさんは「ほらほら、110円で売ってよ」と言えます。Yさんは約束してるので120円で株を買ってきて、110円でXさんに売らなければなりません(実際はめんどくさいので、Xさんの利益分、つまり10円のみをYさんが払うようです)。

100円だったら、Xさんは「げ、110円で買ってもしょうがないなぁ。」ということで、先に払った5円は諦めて、何もおこりません。

Option

で、問題となるのがこの「オプション」のお値段ですが、「5円がいいの?10円がいいの?15円がいいの?」というところを考えるのがブラックショールズ式ですね。1973年にブラックさんとショールズさんが発表して、その後ノーベル賞をもらいました。ちなみにこの二人はファンド経営にも乗り出しましたが、大損失を出して倒産してます。

で、式そのものの使い方は単純で、

・償還日(3ヵ月後?1年後?)

・金利(国債の金利とか)

・現在の株価

・行使株価?(Strike Price、訳語がわからない・・・)

・標準偏差(値動きの激しさ。平均値と比べてどれだけ株価が上下しているか)

を調べて式にぶち込むと計算してくれます。これだけわかってればいいような気もしますが、おもしろかったのでロジックのご紹介を。そもそもなんでブラックショールズ式が成り立つかというと、無裁定価格理論というものが背景にあるそうです。先の例に戻ると、

XさんがA社の株式投資をしたいとおもったら、オプション取引だけが方法ではありません。単純ですが、借金して株を買えばいいのです。で、借金をする金額と買う株式の量は色々組み合わせられます。95円借金して手持ち資金の5円と合わせ、100円1株を買うとか、195円借金し、5円足して2株買うとか。

で、このとき「オプション取引と全く同じ効果を持つ借金と株の組み合わせ」があるとします。もちろん、そういう組み合わせをつくるのに、Xさんはいくばくかの手持ち資金を使わなくてはならないでしょう。このとき、「オプションの価格」=「このポートフォリオを作るのに必要なお金」が成り立っているはずです。

ということで、このポートフォリオを作るのに必要な資金を数式で表し、そこからオプションの価格計算ができるそうです。そして、なぜ上の式(第1次熱伝導方程式とやらから導出されるらしい)になるんだ、というところはすいません理解できません。ただ、ストーリーとして面白かったのでご紹介いたしました。

ファイナンスの授業の中でもちょっとテクニカルな部分ですが、こういう授業もあります。MBAのアカデミック分野の基本は広く浅くなので、毎回毎回こんなことを勉強しているわけでもないのですが、授業内容伝わりましたでしょうか。

※1 分かりやすさ優先で金融用語をなるべく使わないようにしました
※2 一部説明はしょってます。例えばPut とか Callとか
※3 
素人意見ですのでどっか間違ってたら是非コメント欄で教えてください
※4 オプションの図を後で足しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.19

シンガポールに行きたいか

MBA生にアジアでどこに住みたいかと聞くと、多分シンガポールか香港が人気となるのではないでしょうか。理由は単純で所得税が安いから。

Map2

これが地理的関係で、こちらが所得税率。

2006061011

これは国税ですので、地方税(日本なら住民税)がかかりますが、香港やシンガポールにいたってはそもそも地方税がありません。ちなみに香港では、税制度が選択できまして、一律税率のほうを選ぶとなんと15%。おーまいが。香港住民が「Amazing」というのもよくわかります。ちなみに安いのは所得税だけではありません。

■法人税実効税率(国税地方税含む)

    日本:約41%

    香港:約17%

    シンガポール:約25%

このほかにも交際費が非課税だったり、キャピタルゲインが非課税だったり、もう税制上の優遇は数え切れません。ということで、製造業や金融セクターを中心として、海外企業が競って進出しています。実際にシンガポールの人口500万人のうち、100万人が外国人です。

しかし、この両国はそんなに税率低くてやっていけるのかなぁ、とふと考えてしまいました。で、興味がわいてきたので比較してみると(めんどくさいのでシンガポールのみ)・・・

まず、一人当たりのGDP

    日本:3万8559ドル

    シンガポール:3万8972ドル

データは2008年のもの。この値は為替レートによって変わるのですが、いずれにしろかなり拮抗しているといえるでしょう。それで、2010年の一人当たりの財政規模(歳出)を調べてみると・・・

    日本:83兆/1.27億人=65万円

    シンガポール:463億円/500万人=9万円
  (シンガポール政府のサイトより

むぅ・・・。こんなに違うとは。計算合ってますよね?

なぜこんなに一人当たりの行政予算が少ないかといいますと、ひとつはシンガポールは典型的な都市国家で、人口密度も日本の20倍。超効率的な行政サービス運営が可能なのです。例えば日本のように道路を張り巡らさなくて良いし、あるいはローカル路線の赤字補填もいらないので、一人当たりの負担は小さくなります。

さらに、シンガポールは行政サービス自体の規模も非常に小さいです。例えば、日本の支出においては社会保障(医療、年金、介護)が最大なのですが、シンガポールの最大支出項目はなんと軍事(国家予算の20%、さすが独裁国家)。もちろんかの地の年金に税金は一切入っていません。ちょっとネットで調べてみたら、やはり公的な健康保険も十分とはいえないようです。というか、ほぼ公的医療保険ないのかな・・・。

シンガポールは究極的な小さな政府といえるのではないのでしょうか。でも、多くの外国人にとってはこれでいいのです。だっていずれ自国に帰るのですから。自分のお金でシンガポールに道路作ってもらわなくていいよ、シンガポールの公的医療保険に自分のお金とられたくないよ、というところでしょう。

シンガポール人にとってはどうでしょうか?まず財政の再分配機能が働いているかは大いに疑問です。お金持ちはお金持ちのまま、貧乏な人が這い上がれない社会の可能性があります。もちろん外国からの投資を呼び込むことによってここまで発展したので、悪政とも言いきれません(というか一般的にシンガポールは典型的な成功例と考えられている)。

ただ、個人的にはもう十分先進国のレベルにいたったので、徐々に税率を引き上げて少しでも行政サービスを拡充したほうがシンガポールの人たちのためではないかと思いますが・・・。現実はどうも逆の方向のようです。

ということで、当たり前ですが税率を低くすると、それなりに支出も絞らないといけないということですね。こういう国々と資本誘致競争やっても勝てませんし、またマネをするべきとも思えませんので、日本は日本でもっと別の戦略が必要なんだろうなぁ、と思います。

追記:さっき教えてくれた人がおりまして、やっぱりシンガポールのジニ係数(収入格差の指標)は相当高いそうです。税率が低い⇒金持ちから貧乏人にお金が動かない⇒格差社会。全くもって目新しくないですが、これまた真実かと。個人的にはもちろん税率は低いほうがいいんですけど、あまり極端に格差があるのは望むところではありません。

↓もし面白かったらクリックお願いします

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.17

日本は中国に追いつかれるのか

前回のエントリーの続きです。

さて、それでは中国の経済成長が奇跡でもなんでもなくて、一般的な経済成長の一例だとしましょう。では、いつの日にか日本は中国に”抜かれて”しまうのでしょうか?

__2

(ルイヴィトンの約6割が日本だというのはよく知られてますね)

10億人と1億人の人口の違いがあれば、経済規模で比較するのは少し無理があります。通常は1人当たりのGDPで比較するようですね。前回のエントリーでご説明したように、中国の成長はいずれ鈍化します。現在日本の一人当たりGDPは中国の10倍ですから、「平均値」で追いつかれるのは相当先(少なくとも数十年後)の話でしょう。

なお、”一人当たり”だけではなく、全体としての経済規模も、国際政治における政治力を左右しますので、これはこれで非常に重要です。国際政治の舞台で力をもつとどうなるか?自国に都合のいいルールを他国に押し付けたり、極端な話領土をぶんどったりできます。ちなみにこれは現在の話です(参考:ミスチーフ礁問題)。

では、一人当たりGDPもいつかは追いつかれてしまうのでしょうか?

この問いに答えるのはやや複雑になります。前回は説明のために簡略化しましたが、限界生産曲線は国の技術レベルや教育水準によって異なるからです。恐らく今の技術レベルを考えると、こんな感じではないでしょうか?

Presentation3_2

この図の意味するところは、”同じだけの資本蓄積があったら、技術レベルの高い国のほうが産出量が多い”ということを意味しております。

つまり、もし日本が技術的な優位を保てれば、永久に追いつかれることはない。ただ、日本がそうであったように、発展途上国は先進国からの技術移転(すなわちコピー)の恩恵にあずかりますので、技術的な差は徐々に縮小します。

もし中国が教育に多大な投資をして、中国の技術レベルを引き上げれば、追いつかれるどころか、追い抜かれてしまうことすらありうるでしょう。なぜならさまざまな国の成長の相関関係を調査すると、あらゆる国で長期的な成長と相関が高いのは教育に対する投資だからです。そして、恐らくそれは因果関係でもあるでしょう。質の高い教育を受けた人材が国の長期的な成長をもたらす、というのは平凡な結論ですがまっとうだと思います。

そういう意味では明治政府のお雇い外国人教師は政策として全くもって正しかったし(復活させてもいいとすら思います。高給で第一級の学者を日本に招く。)、鳩山政権の悪名高い”子供手当て”も「教育に対する投資比重を高める」という方向性は正しいと思います。ただ、現行の”子供手当て”は現金ばら撒きという支給方法に問題があったり、財政的にもつのか、など手放しでほめられませんが・・・。

ということで、マクロ経済に関しては、個人的に興味深いネタがいっぱいありますので、また時間ができたときにアップします。

追記:

以上の議論は貧富の格差を考慮してません。中国のジニ係数は約0.5。日本の0.25と比べると非常に高く、かなり貧富の格差があります。仮に日本のGDPが1000兆円で人口が1億人だとすれば一人当たりGDPは1000万円です。中国のGDPが2000兆円になり、人口が10億人にもかかわらず、そのうちの上位10%が80%の富を握っていたとしたら、(2000兆×80%)÷1億人=1,600万円になって、上位一億人に関して言えば日本の1.6倍。まぁ、昨今のタイの動乱にみられるように、こんな極端な不平等社会は政治的にもたないと思いますが・・・。 

| | コメント (0)

2010.05.15

なぜ中国は急成長しているのか

最近マクロ経済学が面白いので、経済学ネタが続きます。でも、経済学専攻の生徒に言わせると、”すごいベーシックな内容”とのことです。なんだかとほほ。昔もちらっと思いましたが、経済学部に行けばよかったかなぁ。といっても、学部時代に吉川先生のマクロ経済学の授業を受けようとして、すぐにドロップしてしまった経験あり。

さて、今回は授業内容を踏まえて、なぜ中国が急成長しているのか?というテーマを取り上げたいと思います。

1.中国が急成長した理由とは?

2.このまま日本は一人当たりGDPでも中国に抜かれてしまうのか?

Bf9d3ff1c976c823f4228f863ffbd8c1

最初のテーマについては、たとえばマネックスの松本社長が、

中国は明らかに成長しています。その根源は、インターネットなどによる技術や思想のフラット化、即ち誰でも(欧米諸国でなくても)様々な技術や情報にアクセスできるようになったことと、経済の源である人口が多いことにあるのだと思います」

と感想を述べられております。皆さんはどのように思われますか?

実は経済学の理論的には「限界生産曲線」によって、中国が成長している理由を説明できます。同じく日本が高度成長を成し遂げたことと、そしてその高度成長が2度と来ないであろうことも(少なくとも革命的な変化が起こらない限り)。

さて、とりあえずここで「成長」とは一人当たりGDPが伸びることとします。単純化のために経済全体に”車”しか商品がない、人口100人の国を考えます。人口が100人のままだとして、去年は100台生産したけど、今年は110台生産できた、という場合はGDPの伸び率は10%です(値段はとりあえず無視してください)。

つまり、中国のGDPが成長しているということは、海外輸出用の服なり、あるいは自国のビルなり道路なりの生産量が急激に伸びているということですね。

さて、車を生産するには工場が必要です。この国にひとつ工場をつくったらどうなるでしょうか?産出量は0からどかんと増えます。では、ふたつ工場をつくったら?産出量は増えますが、100人を2つの工場に分散させるので、多分ひとつ工場をつくった時ほどには増えないでしょう。3つつくったら?100人で3つの工場をまわすのは無理かもしれません。つまり、産出量は全く増えないかもしれません。

ということで、これを一般化すると以下のグラフが描けます。

Presentation1

図は、投資がどんどん増えていくと、その他の制約条件によって投資に対するリターン(産出量)が逓減していくことを示しています。ちなみにこの考え方は140年ぐらい前に確立したそうです。
(Wiki:限界革命参照。ちなみに、”限界”は非常にイメージがわきにくい、悪い訳語だと思う。”追加生産曲線”とかの方がまだましだったのでは。)

さて、直感的にいってもこれは納得ができるのではないでしょうか。例えば日本のような道路がいっぱいあるところに、新しく100億円使って一本高速道路を作っても、影響はあまりないでしょう。でも、たとえばそもそも高速道路のない(とします)中国で100億円使って3本高速道路をつくって主要都市をつなげたら、すごいプラスの経済効果があるかもしれません。

もうひとつ、ドイツの例を。

German_real_gdp

ご存知のようにドイツの社会資本は第2次世界大戦で徹底的に破壊されました。つまり、蓄積された資本はゼロです。そして、GDPももちろん極度に落ち込みます。でも、高度教育を受けた人的資本はもちろん残っていて、そこに米国のマーシャルプランによる大量の資本投下です。急激にドイツのGDPは成長し、その後その成長は鈍化していきます。

つまり、中国が急成長しているのは、それまでの資本蓄積が少なかったから。同じく日本がかつて高度成長したのも、資本蓄積が少なかったから。資本蓄積の量によって、成長率が決まってくるわけです。

Presentation2_2

実際に投資金額と生産量の伸びを分析すると、中国の成長のかなりの部分が資本投資によるものです。つまり、もちろん技術的にも恐らく制度上も中国は”成長”しているのですが、まずもって投資による伸びが大きい。

そして、この成長は徐々に、しかし必ず鈍化します。なお、日本はすでに相当量の資本蓄積があるわけですから、資本蓄積による成長はあまり期待できません。

成長するには、人口を成長させるか、技術を進歩させるかしかないわけです。と考えると社会全体の生産量を急増させる技術革新や、教育水準の高い移民の大量流入(例えば朝鮮半島で戦争が起こって韓国の優秀な人材が流入するとか)でも起こらない限り、高度経済成長はありえないでしょう

さて、以上の議論をまとめると、「中国が成長しているのは、道路や工場をがんがん作ってるから」。で、日本がまねできないのはそういう設備が既にあるから。うーん、ちょっと身もふたもないかな。

でも、実はこういう要因分析で全体像を大まかに把握することって大事だと思うんです。そうすると、日本が中国ほど成長してないからといって過度に悲観的になる必要がないこともわかりますし、精神論や局所的な現象に惑わされずに済みます。大所高所から今一番何が必要なのかを考えるのに役立つでしょう。

では、日本は中国に一人当たりGDPでも抜かれてしまうのか?に、ついて書こうと思ったのですが、ちょっと長くなったので続きはまた今度。

人気ブログランキングへ

| | コメント (1)

2010.05.13

続・パソコンアップグレード

またもや、ややオタクな記事です。

先日パソコンをグレードアップしたのを機に、ハードだけではなくソフトも色々といじってみました。いったんカスタマイズを始めるとWebにいろんな情報があって、とまりません。デスクトップはこんな感じ。

Photo

このアイコンをグループ分けしているのが、Fencesというソフトです。デスクトップがすっきりします。それと、アイコンはIconPackagerというソフトを使って変えました。いくつか残ったアイコンは手動で修正。

ちなみにFencesにはデスクトップ上でダブルクリックすると、アイコンを一時的に全部消してくれるという機能がついております。来客中に荷物を押入れにつっこむような感じでしょうか。またダブルクリックすると出てくるので、操作上はまったくストレスがありません。

僕のデスクトップは、自分で撮った写真(ちなみに一番上のはグリニッジ天文台)と、Webで拾ってきた風景写真が一定時間で切り替わるようになってます。これで旅行先の写真撮影にも気合が入ろうというもの。

Vista以前はこの手の常駐ソフトやスタートアップソフトはマシンが重くなるのが嫌で使わなかったのですが、今のマシンはメモリもCPUもSSDの速度も余裕がありますのでまったく問題ありません。

そして以前のエントリーの通り、今使っているメーラーのThunderbird。

Thunderbird

初期設定に手間取りましたが、慣れると在りし日のOutlook Expressと似た操作感覚で使いやすいです。さらに、これまたデザインを自由にいじれるのがいい。

で、既定ブラウザのGoogle Chrome。

Chrome

トップページに、よくアクセスするページをサムネイル化するようにしています。Chromeは色々とカスタマイズできるし、動作がスピーディなところがいいですね。

最後にGoogle Readerのご紹介を。

Google_reader_2

Readerを使うと登録しているサイトに更新があったことを教えてくれるので、個々のサイトを訪問して更新の有無を確認しなくてよくなります。広告エントリーを表示させないようにするのに多少手こずりましたが、今は気に入っています。

ということで、ちょこっとだけデスクトップ環境をいじって大満足。ひとつ欠点があるとしたら、このPCは持ち運ぶにはややでかい・・・。こればっかりはお金がないのでしょうがないですね。

以前はマーケットの90%のシェアを占めるWindowsに背を向けてマックを使い続ける信者の気持ちが分からなかったのですが、今はちょっとわかります。昔と比べるとずいぶんましになりましたが、やっぱりマイクロソフトのデザインはやぼったい・・・。

パソコンの中のデザインが綺麗だと、使ってて楽しくなりますね。

| | コメント (0)

2010.05.12

英国選挙にみる演説能力

日本の新聞サイトでもトップニュースになっていましたが、保守党のキャメロン党首が自民党(!)と連立内閣を組み、彼が首相になることになりました。

Davidcameronno10_716256a_2

なんと43歳!もちろん戦後最年少の首相です。連立内閣自体も70年ぶりだそうですから、こういう歴史的な瞬間に立ち会えたのはラッキーだと思いました。

選挙期間中はテレビ討論もいっぱいやっておりまして、「リーダーとしての姿勢」について大変勉強になりました。というのも、演説能力が日本の政治家とはこれまた雲泥の差なのです。

公平に考えて、演説の字面をみると日本の政治家と大して開きはないような気がします(某首相はおいといて)。「この国の家族を再生し、もう一度偉大な国にする」とか。ところが、今回辞職し、絶大なる不人気を誇ったブラウン首相でさえ、演説を聴いてると結構リーダーシップのある人物のように思えてきます。何が違うんだろうと考えてみると

  • 単純に声が大きい(彼らがぼそぼそしゃべるところとか想像できない)
  • ひとつひとつのセンテンスがはっきりしている。
  • 言葉がすべて平易。専門用語は使わない。
  • A or Bという選択肢があるときは自分の立場をはっきりさせる。

というところでしょうか。多分演説の仕方についても、各党首は相当な訓練を積んでいると思うのですが、こういう能力もリーダーとしてはあったほうがいいんだろうなぁと思いました

ちなみに新首相が首相官邸の前で短い演説をしたのですが、おもしろいと思ったのが、

「先ほど女王陛下が私に対して首相就任を要請され、受諾しました。」

なんと女王陛下が任命されるんですね。いや、日本でも一応天皇陛下に認証されると思うのですが、国会で選挙するわけじゃないというのは、僕にはちょっと奇妙に思えました。まぁ、日本も儀式的なものですけど。

あと、個人的に気に入ったのが、

「まずは全国民を代表して、前首相の長年にわたる献身に感謝の意を述べたい。」

というフレーズ。ラグビーで言えばノーサイド。選挙期間中は少々ひくぐらい非難の応酬でしたが、一応終わったときには相手をたてる。リップサービスといえばそれまでですが、ないよりはあったほうがいいですよね。

| | コメント (0)

2010.05.11

アムステルダムにて

実は噴火・南ヨーロッパの余波でやることがたまっていたのであまり乗り気ではなかったのですが、お金を払ってしまっていたこともあり、アムステルダムに行ってきました。

R0011305

アムステルダムはその名の通り、アムステル川の河口にできた「ダム」が元になって発展してきた街。オランダの首都であり、経済の中心地です。ちなみにオランダは人口が1700万人。小国ながらも、ヨーロッパの物流の要地にあり、国際的な大企業(シェル、ハイネケン、ユニリーバ、フィリップスなど)を国内にいくつか抱えている上、金融業も発展していることから、ヨーロッパでも屈指の富裕国です。

貿易立国という点では日本とも共通するところがありますが、決定的に違うのが英語力。とにかくオランダ人は英語がうまい。オランダ人に言わせれば「どんな人でもある程度はしゃべれる」というので、恥ずかしながら日本とは雲泥の差です。

海運が基礎となっていることから、市内では運河が発達しています。ちなみに運河に面した古い家は大体ちょっと前のめりになっていて、さらに間口が非常に狭くなっています。なぜか?

オランダ人に教えてもらったところ(というか聞いてないのにうれしそうに説明してくれたのですが)、

  • 昔は運河が主要な物流ルートだった。そのため、運河に面した家は非常に利便がよかった。
  • なるべく多くの住宅に運河のアクセスを保証するために政府は運河に面している幅によって税金を決定した。この結果うなぎの寝床のような家ばかりになった。
  • 住居内において家具の運搬が困難になったため、運河に面している壁はやや傾いている。これは正面から家具をひっぱりあげるときに、壁に接触させないようにするため。

ほほー。と感心してしまいました。そして、オランダ人の一般的な夢としては、古かろうが悪かろうが運河に面した家(3億~4億!)を買い、そして小さい船をもって運河で舟遊びをすること、なんだそうです。

さて、例によってオランダの「食」ですが、典型的なオランダ料理、と注文をだしたところ、以下の料理でした。「世界の料理は意外に限られている」で提唱した仮説(?)によれば、当然論理的な帰結として郷土料理は肉とじゃがいもになるべきなのですが・・・


やっぱり肉とじゃがいもでした。

R0011288

味はなかなかでしたが、なにせヘビー。みんなじゃがいもは全部食べきれないみたいでした。料理のボリュームと関係あるのかどうかは分かりませんが、オランダ人はみんなでかいです。女性の平均身長は170!だとか。

ところで、街は美しかったのですが、市のごみ収集部隊がストを起こしていたらしく、街中ではごみがあふれかえっていました。ブリティッシュエアウェイズもまたもやストを宣言してますし、いまだにヨーロッパは労働組合がつよいんだなぁ、ということを実感します。

R0011294

帰りはアイスランドの火山が再び噴火して危うく帰れなくなるところでしたが、幸いにしてロンドンの空港はオープンしていたため、無事に帰ることができました。

| | コメント (5)

パソコンのアップグレード

恐らくほとんどの方は興味関心を持たれないと思われますが、最近色々とパソコンをいじりました。WEBの先人達の経験を色々と参考にしたので、私も自分の経験をシェアすべく経緯をまとめました。

前のPCが4年以上使ってましたし、ファンも故障気味、起動・終了もめちゃめちゃ遅いし、修理するとえらい金がかかるということで、日本に帰ったときに新しいPCを買いました。Thinkpad T510。Thinkpadは頑丈なイメージがあって好きなんです。

さて、本当はSSDにしたかったのですが、LenovoのサイトでSSDにしようとするとアップデートに7万円!市販価格は2万円なのに。ということで、後から自分で買って入れ替えることにしました。もちろん2万円でも学生には出費なのですが、「どうせあと最低3年は使うんだし」と自分を納得させ、イギリスに帰ってから通販でSSDを買いました。Intelの80GB。

ちなみにイギリスにはヤマダ電機のような総合家電のお店がないような気が・・・する。ので、この手の買い物はもっぱらWeb通販。日本と違って配送料がかかるのが嫌な感じなのですが、それが当たり前だと思うと、不思議と段々気にならなくなってきます。

で、HDDからSSDの換装にチャレンジしたのですが、

1.物理的な交換は簡単だった

2.5インチのSSD(SATA)を買えば、そのまますんなりと交換できます。ねじ一本はずしてハードディスクを取り出して、マウンターをHDDからSDDに付け替え、また挿すだけ。なお、保守マニュアルには1.8インチSSDのケースしかのってないので、たぶんLenovoのSSDは全部1.8インチなんでしょう。恐らく調達の都合かと。

2.データ移行は大変だった

今回ここでつまずきました。Thinkpad付属のRescue and Recoveryというバックアップソフトを使って、

  1. 外付けHDDにバックアップデータ作成
  2. SSDに差し替えてUSBメモリからRescue and Recoveryを起動
  3. そのままHDDの内容をまるごとコピーする

というプランだったのですが・・・なぜかエラー。OSが起動しない。おーまいがっ。どうやら250GBのHDDから80GBのSSDへ縮小コピーには対応してないみたいです(ほんとのところはよくわかりませんが)。

しかたがないので市販のデータ移行ソフトを買おうかと色々調べたのですが、わざわざ一回こっきりのコピーのために5000円も払うのもばからしいので、別の方法論を試すことにしました。

  1. DVD-Rにリカバリディスクを作成して、SSDに工場出荷状態の環境を作る
  2. OSが立ち上がった(!)ので、
  3. もう一度Rescue and Recoveryを使ってデータ移行を試みる
  4. なぜか今度はうまくいって前の環境がそのまま復元できました。

いやーよかったよかった。前夜3時間かけてつくったバックアップデータが無駄になりませんでした。

ついでに、初期状態のメモリが2GBとやや心もとなかったので(古いパソコンのメモリを移そうとしたら規格が合わなかった)、勢いで2GBのメモリも追加購入。SSDをいたわるために仮想メモリはOFFにしました。

しかし、SSDはどんどん値段も下がってるし、クオリティも向上してます。すばらしい。たぶん数年のうちにすべてのノートはSSDが標準仕様になることでしょう。

なお、今回VistaからWindows7に変えるときに、特にマイクロソフト製品のデータ移行にやたら手間取りました。たとえば標準メーラーだったはずのWindowsメールがなくなってるとか。思えばOfficeのソフトが2007になったときもそうでしたが、操作性が格段に良くなるわけでもないのに、基本ソフトの使い方をコロコロ変えないでほしい・・・。しかも新旧ソフトの互換性悪いですし。

何年後かに再び苦労することが目に見えているので、この際マイクロソフトに見切りをつけてサードパーティの製品に移行することにしました。メーラーはThunderbird。ついでに、標準ブラウザもGoogle Chrome。このブラウザは速い速い。初めてマウスジェスチャーなる機能(右クリック+マウスの動きで『戻る』とか操作できる)も使いましたが、便利ですね。

ということでパソコンは復活し、キビキビ動くようになって超快適です。これより快適なPCはLBSにも多くあるまい・・・。以上少々オタクな記事でした。

| | コメント (0)

2010.05.08

ケインズの言葉を考える

先日のマクロ経済学の授業は金融市場についてでした。なかなか面白かったので、ちょっと習ったことをベースに考えてみました。もちろん、僕は経済学に関してはど素人なので、間違っていたらご指摘ください。

ケインズのあまりにも有名な言葉。

長期的には我々は皆死んでいる。

この意味はしばしば下記のように解釈されます。

「今現在の不況期を乗り越えることが大事なので、国債を発行してでも財政支出を増やすべき。長期的な累積赤字を気にして、今大不況になって失業してみんなが死んじゃったら元も子もない。」

グーグルで検索してみたら、たいていこの文脈で捉えられています。ですが、僕が調べたところ、多分ケインズは元々違う意図で使っただろうと思うのです。ケインズがこの言葉を使ったのは「貨幣改革論」という本で、彼がこの本で取り上げてるのはインフレ/デフレの弊害と原因、それに物価変動をどのようにコントロールするか、というテーマなのです。

インフレ/デフレが経済に悪影響を与えることは言うまでもありません。インフレが続けば、貯金は目減りするでしょうし、デフレが続けば企業収益が悪化して失業が増えます。それがさらに企業収益を悪化させる、いわゆるデフレスパイラル。ほかにもいっぱいありますけど、その詳細は長くなるので割愛します。

で、インフレやデフレはどうすれば避けられるのでしょうか?

当時の貨幣数量説によれば、物価は中央銀行が供給するマネーサプライによって決まるので、このマネーサプライを一定に保つことが重要である、という結論が導かれます。つまり、経済が1%成長したら、その取引に必要とされるお札や貨幣を1%増やせば、物価は変わらない。逆に経済規模が一定だとすると、マネーサプライを10%増やしたら、物価も10%あがってインフレになる。逆だとデフレ。

ちなみに、マネーサプライが物価と比例関係にあることは、実証研究でも確かめられているそうです。

Fwkrittenmacrofig16_011_2
(160カ国を30年のスケールで見たマネーサプライとインフレ。強い相関関係がある。)

ところが、ケインズによると、この結論は「貨幣の形態での購買力に対する需要および貨幣の平均使用回数が所与ならば完全に正しい」。分かりやすく言うと、ある経済規模に対応して”取引するのに必要な貨幣の量”というものがあり、その貨幣が例えば”1年間に使いまわされる回数”、この値が一定ならば正しい、ということですね。

そして、これらの値はその時々で減ったり増えたりするのですが、基本的に社会構造が大きく変わらないかぎり、平均的に特定の値に収斂します。別の言葉で言うと、この理論は長期でみると成り立つけど、短期的にはもっといろんな要因が影響して物価は変動するだろう、ということが言いたいのです。

とくに彼は

1.人々の予想

2.金融機関

に注目します。つまり、みんながインフレになると予想すると、お金を借りて消費しようとするし、企業も生産活動を拡大するので実際にインフレになる。デフレになると予想すると逆のことがおきる。つまり、仮にマネーサプライが安定してても、何かのきっかけでちょっと物価が変わると、それによって大きな変動につながりかねない、ということなのですね。

もちろん、金融機関の行動も物価に大きく影響します。なぜなら、みんながお金を銀行にあずけて、それを金融機関が貸し出して、市中をめぐりめぐって金融機関にもどってきたらまた貸し出して、ということが行われているからです。この過程で、政府が元々刷ったお金が最終的には何倍にもなる、いわゆる信用創造が行われます。だから、金融機関の行動やレギュレーションによっても物価が変わってきます。

なお、短期的な物価がマネーサプライに連動していないのも、実証研究で確かめられているそうです。つまり2~3年とかのスパンで見ると上の図みたいなきれいな相関関係がでない。

つまり長期でみれば、中央銀行はほとんど何もしなくてもよいように見えるが、実際には短期で物価は変動している。よって積極的に介入して(金融機関の規制や人々の予想の誘導)、物価の安定を図る必要がある、ということが言いたかったのですね。

ということで、冒頭の有名なフレーズのみを捉えて「ケインズは不況期には、累積債務を気にせずに政府支出を増やせといっている」といったら、彼は多分天国で「いや、ここではそういうことが言いたかったんじゃないんだけど・・・」とぼやいているのではないでしょうか。

もっとも、ケインズが短期的な安定の重要性を強調したのは事実であり、その側面のみを捉えればあながち間違いとはいえないかもしれません。ただ、ケインズは短期の為に長期を犠牲にすべきだとは、ここでは一言もいっておらずむしろ短期的な安定を図ることで長期的な成長が実現されると考えたのではないでしょうか。

| | コメント (6)

2010.05.06

ゴールドマンの面白い記事

先日電車で新聞を読んでいたところ、ページをめくった瞬間に吹き出してしまいました。

ゴールドマンの神々は卑小な我々をどう思われているのか
Evening Standard 29 Apr

Goldman

ちょっとこれだけだとわかりにくいかもしれないので、部分拡大を。

Goldman2_2

キャプション”宇宙の支配者”によるとキリストの顔に指し換わっているのが、CEOのロイド・ブランクフェイン(CEO)。その他の神様はボードメンバーです。ちなみに神様達はお金をばらまいてます

で、踏みつけられてたり、マイクをもっているのが今回参考人招致で気炎をはいている上院議員の方々。いやー、すごいセンスですね。夕刊フジあたりも扇情的な文章だけではなく、たまにはイラストでこんくらいのクリエイティビティ?を見せてほしいですね。

で、記事の内容はというと、「ゴールドマンがワシントンに降り立ったとき、大衆は血を求めた・・・」という感じではじまり、一連の事実をなぞっているだけで、残念ながらというべきか、やはりというべきか洞察部分ではあまり深みがありませんでした。

金融には興味がないので普段はこのニュースをおっかけてないですが、このイラストはおもしろかったです。

| | コメント (1)

2010.05.04

南ヨーロッパ紀行/イタリアの食

僕はイタ飯が結構好きなので、イタリアに行ったらたらふく食うぞと決めてました。さすが本場というか、きちんとお店を選べばお手ごろな値段でおいしい料理が食べられます。

R0011060_2

ミラノで食べた極太フェットチーネのボロネーゼ。もちもちしてておいしかったです。お店の食事がおいしければ、当然のように市場も充実しています。

Sr0010979_2

ヴェローナの市場。果物がおいしそう。あんまりおいしそうなので・・・

Sr0010983_2

一個買って食べちゃいました。ゴールデンアップルだったかな?甘かったです。

もちろんパスタだけではありません。シーフードも、お肉料理もレベルが高い。

R0011028_2

タコ。ミラノ出身のマッキンゼーのやつに「安くておいしい店をおしえろ!」といってリコメンドしてもらいました。確かに安くておいしかった。

R0011061_2

そしてローストビーフ。なぜか我々の行くような庶民派のお店では常にジャガイモが添えてあります。

R0011066_2

そして閉めは定番ティラミス。なお、写真は我々が思い浮かべる典型的なティラミスですが、お店ごとに全然違うので、ティラミスを食べ比べても楽しい。クリームにカカオをまぶしたやつとかもあって、それはそれでおいしかったです。

やっぱり食物のおいしい国はいいですね!

ということでやむなく北イタリアを回り、その後は特にドラマも起こらず、無事にロンドンに帰ったのでした。以上長かった南ヨーロッパ紀行も終わり、学校の生活に戻ります。

| | コメント (2)

2010.05.02

南ヨーロッパ紀行/ラヴェンナ

21日水曜日の時点で1週間ぶりにヨーロッパのほとんどの空港がオープンし、どうやらロンドンに帰れそうなことになってきました。残念ながら我々は前日に土曜日ミラノ発のチケットをとってしまっていたため、北イタリアの都市をめぐるほかどうしようもありません。

ナポリ(ストップオーバー)、ボローニャ、ラヴェンナ、パドヴァ、ヴェローナ、ミラノと回ったのですが、その中でも一番印象に残ったラヴェンナを。

ラヴェンナは、西ゴート族による410年のローマ侵略の後西ローマ帝国、そして東ゴート王国の首都、さらには東ゴート王国を滅ぼした東ローマ帝国(ビザンツ帝国)が総督府を置いてイタリア統治の拠点にした都市である。しかし、8世紀末になると、ラヴェンナは政治的重要性を失い、急速に衰退した。その後もラヴェンナが歴史の表舞台に立つことはなく、経済活動も活発ではなかったので建て替えもほとんど行われず、当時の建築・美術が豊富に残った。
(Wikipediaより)

ということで、一番美しかった礼拝堂を。

R0010911_2 

(クリックすると拡大します)

荘厳な気持ちになってくる・・・かな?

R0010893

(同じくクリックすると拡大します)

ラヴェンナは小ぢんまりとしているので、1日あれば十分回れます。前にイタリアに来たときはあまり利便性のよくないところにあったのでスルーしてしまったのですが、ピサの斜塔に登るよりはお勧めです。

なお、ボローニャ以降は電車で移動したのですが、結構ど派手な落書きでびっくり。ちなみにこれは廃棄車両ではありません。我々の乗った現役です。

Sr0010958

なんでこんな車両だったかというと、おそらく一番安いチケットだったせいではないかと推測しております。ちなみに窓の外は美しい田舎風景が広がってます。ごらんの通りずうっと続く小麦畑や葡萄畑・・・。

Sr0010862

ということで、イタリアの美しい風景を堪能したので最後のエントリーは食を少々。

| | コメント (0)

2010.05.01

南ヨーロッパ紀行/ギリシャ

イタリアへの経由地点として、火曜日の朝一でギリシャのアテネに入りました。

ギリシャは卒業旅行で8年前に来て以来。あんまり変わってません。パルテノン神殿は8年前にも工事をしてましたが、やっぱりまだ工事してました。

Sr0010737

(ごらんの通り抜けるような青空)

面白かったのが、ブラジル人のアリーンと喫茶店の店員とのやりとり、

「ストーニー(多分人口甘味料?)はないの?」

「おー、そんな要求はtoo muchだ。ここはサードカントリーだよ。今は破産しかかってるし、遺跡と青空の他にはなんにもありゃしないよ

ところで日本人の写真ポーズはピースサインばっかりで芸のないことは有名ですが、我々のグループでは中国系のアメリカ人の女性がクリエイティビティを発揮して、色んなポーズとってました。これはディレクターシンディの演出のもとに我々の帰りたい気持ちを表した一枚。

Sr0010796_2 

| | コメント (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »