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2010.09.12

海外で働くことへの関心

過去の海外で働くことに関するエントリー(こちらこちら)にも述べましたが、僕は海外での就労に関してはニュートラル。いいとも悪いとも思わないし、メリットデメリットを個人の嗜好から判断すればいいと思っています。

でも、ひとりの日本人としては、是非海外で一人でも多くの日本人が活躍して欲しいと素朴に願っています。そういう意識をもっているので、さっきみつけた読売新聞の記事はちょっとお粗末だなぁと思うのです。


海外就労「関心なし」77%…内閣府調査
海外で働くことに関心がある日本人は2割にとどまり、20歳代の若者でも4割に過ぎないことが、内閣府の世論調査で分かった。(下線引用者、原文こちら


この記者(というか経済産業省?)には、「日本経済が地盤沈下しているなかで、国民の意識も内向きになり、かつてのような世界市場と戦おうという気概がなくなりつつある」というストーリーを作ろうという意思がみえるのですが、

そもそも日本で働いている40代、50代の人に普通に聞いてみたら、英語ができるわけでもない、海外にコネクションがあるわけでもない、というのが通常でしょうから、関心がないに決まってます。それをとりたててネガティブにとりあげるのはどうかと。

個人的にはこうヘッドラインをつくって欲しかったです。


20代の4割が海外就労に関心
内閣府の世論調査によると、海外就労に関心がある率は若年者ほど高まり、20代では4割に達することが分かった。


そもそもどの事実をどう取り上げるか、さらにそれをどう解釈するかということが、ジャーナリズムの根幹だと思うんです。この件に関してみれば、20代の4割も海外就労に関心があるというのは、すごい数字だと、希望をもてる数字だと思うんですよね。僕の解釈ですが。

そういう若者の希望なり野望なりを後押しする制度がぜひ欲しいものです。

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