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2010.10.26

クルーグマンの反論

ヨーロッパは歳出カットにひた走ってますが、それに対しては批判的な意見も当然あります(今日はストライキのことじゃないです)。

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日本でも有名なクルーグマン(ノーベル経済学賞受賞)も批判的な一人です。彼のコラムでは”Fiscal Obsessions(財政原理主義とでも訳すんでしょうか?)”の回で、「バンカーやエコノミストは財政赤字をたたくことがただ好きなだけで、本当の問題-流動性のわなや影の銀行システム-が分かってない」と批判してます。

さらにその次のコラムでは「もし財政赤字を積み上げた結果不況から脱した例を挙げてみろといわれれば・・・、多分みなさんもご存知だろう、アメリカだ」と続きます。

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10月25日のNYTのコラムより

ううむ、なるほど。確かにアメリカが大恐慌から脱したのは第二次世界大戦のおかげとはよくいわれるところです。このときに膨大な国債を発行して、それが図らずも不況を脱するきっかけになりました。

しかし、一方でどんどんお金を借りて意味のない歳出を続けていれば、いずれは誰もお金を貸してくれなくなるでしょう。そうなるとなすすべもなくハイパーインフレーションになり経済が破綻するはずです。

その国に生産能力があり資金調達能力があれば、赤字財政刺激策も可なりということでしょうか。一種の市場の失敗(過剰生産縮小)の是正ですね。

果たして日本はどちらに向かうんでしょうか?どちらかというと、余剰生産能力も限られてるでしょうし、現在からさらに財政赤字を積み上げればやっぱり早晩破綻すると思いますけど・・・。僕も Fiscal Obsession に捕らえられているんでしょうか?正直確信はありません。

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おまけ: コラムで見つけた英語表現

fiscal profligacy 放漫財政

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