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2010.11.26

「起業」や「戦略」の授業の悩み

アントレプレナーシップ(起業、略してアントレ)や戦略の授業の悩みは、一般論は教わるものの「個別企業に関してはケースバイケース」という結論に落ち着いてしまうことでしょうか。

僕が今学期受けたアントレの授業も消化不良気味。「多くの企業が中小企業のままスタックしてしまうのはなぜか」という問題設定はよかったものの、結局「じゃあどうすればいいの?」という問いに対する明確な回答は得られないように思いました。

一応授業の結論としては、

Cash_vs_lease2 Management_board_3831143_1

「1.キャッシュが足りない、2.適切なマネージャーが足りない。この二つのケースがほとんどでござる」という話でした。うーむ、10週間かけて結論そこかい!と思わなくもないです。つまるところは中小企業が成長できるかは、「野心的で有能かつ人脈のある経営者がいるかどうか」と「キャッシュがあるかどうか」にかかっている、という話ですからね。何かすごい当たり前なんですけど・・・。

ま、もともと戦略や起業を”学ぶ”というのが不適切なのかもしれません。例えばある織物屋さんがあって、「おい、お前のところは金物の技術力があるから自動車でも作ったらどうだ」なんていったらクレイジーなわけで、どんな教科書を読んでもそんな戦略はでてこないでしょう。しかし、それが現在のトヨタなわけです。

というわけで、成功を収める起業家になるかどうかはMBAと関係ないし(良くも悪くも作用しない)、アントレプレナーシップは学ぶものではない、という個人的な確信を新たにしたのでした。

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コメント

>アントレプレナーシップは学ぶものではない

そういうのは机上で学べるものではない、ということを身をもって学ぶためにわざわざ授業をする、的なことをビジネススクールの先生が言ってたような記憶がふとよみがえりました。

投稿: こん | 2010.11.26 07時33分

ははは・・・。

その先生は気の利いたことを言ったつもりかもしれないが、「それってお金の無駄じゃね。学ぶ前にそう言えばいいじゃん」という気がしますsun

投稿: Shuji | 2010.11.26 07時42分

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