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2010.12.29

南仏旅行 7

今日はバスで1時間半ほどかけて(やっぱり片道わずか1ユーロ)カンヌに行ってきました。

広告の聖地?

カンヌはリゾート用にビーチがあるだけで大して観光名所があるわけでもなし。僕が今回カンヌに行ったのはどちらかというと元広告関係者としての「表敬訪問」です。

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ニースは玉砂利でしたがこっちは砂浜。

カンヌでは毎年国際映画祭が開かれますが、これに平行して国際広告祭なるものが開かれます。個人的には「世界で最も権威ある広告賞」という印象があります。カンヌで金賞とかとったら、それはそれはすごいですね。この賞は部門別に分かれておりまして、日本の広告活動でもいくつか金賞をとってますがフィルム部門(いわゆるCM)ではまだなかったような(間違っていたら教えてください)。

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このアングル、社内報でよく見たな・・・。

すごい正直に申し上げると、広告賞には昔も今もそれほど興味がありません。かつて偉いクリエーターの人に「お前はもっと広告賞を勉強しろ」と叱られたこともあります。

自己弁護をするわけではないのですが、一般論として日本の広告営業担当者(僕は営業畑)としてみれば賞はさして重要ではないと思います。受賞実績で向こう10年間は広告扱いが保障されるとかがあれば別ですが、実際は受注とあまり関係ない。

もちろんカンヌなんてとれたらそれはそれで嬉しいのですが、クライアント内で「広告賞なんかとって宣伝部はいい気になってるが、うちの製品の売上はちっとも増えなかった。大体あの広告にいくら使ったんだ!」というバックファイアが発生することもあります。クリエーティブを重視し評価する会社もありますから、一概には言えませんけど。

クリエーティブセクションからすると、(はたから見る限り)受賞実績はスーパー重要。それが自分の評価に直結しますし、なによりカンヌなんてとったら「仕事を選べる立場」になります。もちろん重要クライアントを無理やりやらされることもありますけど。何より自分の広告制作の自由度が格段に増します。

海外のクリエーティブエージェンシーでは世界の主要広告賞の年間受賞数を会社の目的に掲げているところもあります。そんなこんなで世界の優秀作品が集まる場ですから、広告会社は若手をどんどん行かせてあげたらいいのにと思います。カンヌ広告祭はたしか入場するだけでも数十万円かかるので、個人ではおいそれと行けません(たまに自費で行くツワモノもいます)。

僕は何時間も何日も延々と広告をみせられたら苦痛ですが、制作に携わる人間だったら得るものも多いでしょう。若手も選抜されて行けますが、局長とか、あるいは制作会社の社長とかもゾロゾロ経費でいきます。現場に立たないオッサンがいっても何の役にも立ちませんから、偉い人は役員が一人行けば十分ではないかと。ひょっとして出席者のバランスとかあるんでしょうか?僕も元組織人としてタテマエが時に必要なことは認識しておりますが、どうもこの件に関しては疑義ありです。

「評価のいいやつはカンヌに行けるぞ!」ってニンジンは、評価方法さえ適切であればそれなりに効果あるのでは。なんといってもクリエーティブにとってはあこがれのイベントですから。うちの会社だけ出席者がほとんど20代とかだったら”面白い”ですし。ということで、万が一社長がこのブログみてたらヨロシクです。あと、クリエーティブセクションは英語を勉強しましょう。コミュニケーションで得るものは多いです。

今回は新橋赤提灯的な話題。全然旅行と関係なかったですね。

明日は南仏旅行最終日。ニース近辺をぶらぶらする予定。

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