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2011.06.30

寄付活動の報告

遅くなりましたが、震災直後に始めた寄付活動(1ヶ月間)について、目処がたったので一応ご報告。

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最終的には78,334.77 ポンド集まったので、ちょうど1000万円ぐらいでしょうか。学生が集めたにしては結構な金額。といっても僕は言いだしっぺの一人ではあるものの、最後の方はほとんど何もしてませんで、LBSのO氏とA氏が中心になってました。おつかれさまです。

なお、今回面白かったのがイギリスでは路上の募金集めに規制がある、というか当局に届け出ないとやってはいけないことになっているようです。日本でも路上パフォーマンスをするときに警察署に届出が必要ですが、あんな感覚でしょうか。

また、このような公的な規制とは別に、大学の内規でキャンパス内での寄付活動は承認制になっているのが一般的なようです。アメリカでも概ね同様でした。やはりこれだけ寄付が一般的かつ盛んな国々では、それに応じてルール整備が必要ということでしょうか。

豆知識ですがこのような海外への寄付の場合、居住国の赤十字に寄付をすると、運営費を差し引いてから寄付をするケースがあるようです(アメリカの場合は最大10%差し引くという記述があったような)。それを嫌って我々の方に直接支援したいというお申し出もいただきました。

このような寄付に対しては当然税控除があるのですが、そのためには寄付受領団体が税務署に認定されることが必要です。いずこの国も同じですね(LBSは認定団体ですが、受領書発行の事務がおいつかないので今回はやりませんでした)。

ごくたまにですが、「日本はリッチな国なんだから人的支援はともかく財政支援は必要ない。もっと貧しい国々に寄付するべき」という指摘もありました。個人的には公平な支援なんて原理的に不可能なので、あまり気にせずに寄付したいと思うところに寄付すればいいと思うのですが。

最後に、我々のほうで集めた義援金は全て日本赤十字に寄付しました。復興は数年がかりの話ですので、今後もやれる範囲でやれることをやっていくつもりです。

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2011.06.08

風力発電メモ

※ご指摘をうけて修正しました。

原発事故以来、再生可能エネルギーについてちょこまかと調べていたので、今回は風力発電についてメモ程度に書き留めてみたいと思います。例によって素人の雑感なので間違っている箇所はご指摘いただけると助かります。

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1.風を電気に変える

発電のためにはなんらかのエネルギーを電気に変える必要があります。火力だったらガス、石炭、石油など。水力は水の位置エネルギー、原子力だったらウラン。風力はもちろん風です。

ですが、利用可能なエネルギーを全部電気に変えることは出来ません。例えば風力のエネルギー変換効率が仮に100%だとすると風力発電機を通った瞬間に一切の風が止まるということを意味し、これは現実にはありえません。

で、発電量の計算式としては下記のようになります。

 発電量 = エネルギー密度 × 変換効率 × 稼働率

エネルギー密度:
そもそも物質が持っているエネルギー量

変換効率:
エネルギー量のうち何%を電気に変えられるか。最新の石炭火力発電ですと50%に達し、太陽光発電は10%~20%、風力発電は20%~40%といわれています。

稼働率:
発電設備の使用可能率です。例えば日本の原子力発電所の場合は定期点検が必要なので稼働率は60%ぐらいです。太陽光発電は曇ってたら使えませんし、風力発電は風がとまっていたり、逆に強すぎたりすると使えません。風力発電の稼働率は20%程度と言われています。

さて、これをベースに考えてみましょう。

2.風力のエネルギー密度

そもそもの疑問は「風ってどのくらいのエネルギーがあるのか?」ということになると思います。もちろん風の強さに依存するのですが、計算式(風力エネルギー密度 = 1.9 × 1/2 × 空気密度 × ( 年平均風速 )3)があり、日本の平均風速は4m/sぐらいなので、エネルギー量は約40w/m2となります。1メートル四方で電球一個分ですね。

もちろん風力発電には風が強く風向が安定したところが選ばれます。仮に8m/sとすれば、エネルギー密度は 313W/m2となります。なお、太陽光は晴天時で1kw/m2エネルギー密度です。化石燃料などと比べると風力、太陽光はそもそも持っているエネルギー量が極めて少ないのです。

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出所: (社)日本電気技術者協会

風力が2倍になるとエネルギー量は8倍になります。中学校でやる3次関数です。下の図は参考までに日本の平均風速。山間部は高くなります。

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出所: 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 1993年

3.再生可能エネルギーは土地問題

持っているエネルギー量が少ないならば、解決策は発電設備を死ぬほどたててエネルギーをかき集めるしかありません。火力発電所や原子力発電所は一基あたり100万kWの出力があります。

仮に風力発電で100万kWの出力を出す場合にどれくらいの土地が必要になるかといいますと、

エネルギー密度:300W/m2
変換効率:30%
稼働率:20%

でそれぞれ計算した場合、約5555万/m2の土地が必要になり、これは山手線の内側6300万/m2 に匹敵することになります。福島第一原発の6号炉までの発電量(548万kW、稼働率60%想定)を風力発電でまかなおうとすると、大体下記の面積が必要になります。神奈川県の半分を風車で埋め尽くす、といった感じでしょうか。

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被災地の仮設住宅用の土地の確保で苦労していることからも分かるように、土地の確保は難題です。

徳島県が面白い資料を出しておりまして、上の地図は県内の理論的な風力のエネルギー量。下の地図は自然保護区などを除き、さらに送電線や輸送路などのインフラ関係の問題を考慮して現実的に利用可能なエネルギー量です。ぶっちゃけほとんど利用可能な場所ありませんね。

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出所: 徳島県 「「緑の分権改革」推進事業 クリーンエネルギー賦存量・利用可能量調査結果」 2011年4月 

仮に日本で大規模なウィンドファームを設置するとしたら、漁業権との兼ね合いはあるものの、恐らく洋上しか候補はないでしょう。

4.技術的イノベーションは起こりうるか

最後に技術的な可能性について考えてみたいと思います。もちろん、現時点の技術的な予測などはあてにならないことは歴史が証明していますが、ま、思考実験として。

もう一度はじめの式に戻りますと、

 発電量 = エネルギー密度 × 変換効率 × 稼働率

まず風のエネルギー密度は変えられないので、変換効率をあげるか、稼働率をあげるしかありません。しかし、現在の技術で変換効率は結構いいところまで来ています。

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出所: (社)日本電気技術者協会
※実際には伝導系(95%)と発電機(90%)でさらにエネルギーロスが起こる

稼働率の問題は、原発や火力のような点検の問題ではなく、そもそも風が強かったり弱かったりすることが原因なので、こちらの大幅な向上もなかなか難しいでしょう。もちろん耐久性等があがれば稼働率は向上しますが。

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出所: (社)日本電気技術者協会

とまぁ、そういうことなので風力発電に可能性があるとしたら、風車そのものよりも洋上施設の技術革新とかかな・・・なーんて僕は思っております。いずれにしても大規模なエリアの確保が難しい現状では、風力発電は補完的な役割に留まるでしょう。

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2011.06.04

被災地ボランティア 4)

民家の泥かき

前日に行ったボランティアセンターが地権者の関係で閉鎖されたために、6月1日は仙台市の別のボランティアセンターへ。今回は仕事難民になるまいと8:30についたらさすがにほとんど一番乗りでした。

その日は民家の泥かきに割り振られ、一旦バスで近くまで移動した後に海岸付近の民家に自転車で移動。恐らく津波の中からサルベージされた自転車で全身サビつき、後部ブレーキがなくなってましたが、一応問題なく動きました。

赤帽さんがスコップやら手押し車やらを届けてくれているので、さっそく作業開始。まさに津波被害エリアなので、家の周囲に30センチ~50センチぐらい、ガラスやゴミまみれの海砂やヘドロが層になって溜まっているのです。家主の指示にしたがって、スコップですくい、手押し車で運び出し・・・の繰り返し。重機も使えないので人力でやるしかないですね。

今回は休憩中に作業している人達と話す機会がありました。

班のリーダーをやってくれたのは、仙台市在住の30代と思しき男性。震災で仕事がなくなり、やることがないので2ヶ月間ボランティア作業をしているそう。他にはなんと鳥取から車を運転してきた60代の元自衛隊のおじいちゃん。「パチンコしとるよりましじゃろう、ファッファッファッ」さすが。

作業中時折家主のご家族の方からお茶などの差し入れをいただく。終了時にはお団子まで。食べきれないのでボランティアメンバーで持ち帰ることにしました。

帰り際に我々が掻きだした泥に視線をやると、大人6人が5時間ぐらい働いても大した量ではないのだなぁ、とため息。

仙台駅に戻り、お風呂に入って新幹線で帰京。ただいまJR東のキャンペーン中で、やまびこの自由席の上りチケットは半額(5000円)です。


ボランティアのすすめ

なぜボランティアをやろうと思ったのか、と問われれば「困ってる人を助けたかった」「被災地をこの目でみたかった」「東北地方に行ったことなかったので」「将来のなんらかの参考になるかも」などなど。僕は行動を始めるのに格別”強い意思”とか”立派な理由”が必要だとも思いません。

ボランティアに行って被災地に迷惑をかけるのは論外ですが、少しでも役に立つなら「昼間は少し人助けして、夜は地元の美味しい物を食べよう」動機はそれで充分ではないでしょうか。関東圏に在住の方は被災地までは新幹線ですぐです。今は運営体制も整っているので、素人でも全く問題ありません。物見遊山と言う人もいますが、被災地を支援している結果は変わりありません。

Let's make a difference

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2011.06.03

被災地ボランティア 3)

津波被害地区

新幹線を降りて仙台市内に出るとごく普通の都市風景が広がっています。ここは本当に地震被害にあったのかと思うほどです。しかし、海に向かって東に進み東北自動車道を越えると印象が一変。もともと農地なので一気に視界がひらけ、ガレキが散乱している様子が目に飛び込んできます。と、同時に腐臭がツンとハナにつきます。

元は田んぼであった場所には潰れた車、自販機、家具類が見渡す限りに散らばっています。津波から3ヶ月経過してもこの状況。延々と続くガレキの中を歩くとやはり復興には途方も無い作業量が必要なのだと、呆然とするような、気が引き締まるような感じがします。

ある程度進むと家屋を見かけました。二階建ての家の一階部分の壁は崩壊しており、人気はありません。玄関には3月14日付け自衛隊の「検索終了」の貼り紙が、お役所仕事らしい几帳面さで貼られています。

割と頻繁にトラックが行き交いし「復興作業中」の横断幕を掲げているものも。「救援物資搬入にも、避難経路確保にも、災害時には交通手段の確保が最優先だな・・・」という考えが機械的に自分の頭に浮かびました。

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クリック拡大 見にくいですが赤線内が津波被害エリア 出所:日本地理学会

アルバムの泥落とし

5月31日、生まれて初めて行った「ボランティアセンター」なるものは、駐車場のような空き地に設置されていました。大型のテントがならび、長机やパイプ椅子、スコップなどの機材に仮設トイレが並んでいます。かなりシステマチックに運営されている印象です。

集まっているボランティアの方々は、主婦、東京から来た若い女性、ガテン系のおっさん、バックパッカー的な髭面お兄さんまで様々。どちらかというと男性主体という印象。見た目だけですが。

9時から受付開始ということだったので、9時直前に行ったのですが、既に受付の人が並んでいました。ボランティアの派遣状況はHPで公開されており、仕事がなくてお引き取りいただくこともある、という話だったのでやや不安になりました。

果たして不安は的中し、「仕事がありませーん」という宣告が。わざわざ東京から新幹線のってきたのに・・・と身勝手ながら少し失望しましたが、15分ほど待ったところでほどなく「アルバムの写真洗い班」として地区センターのような所に派遣されました。

作業内容は自衛隊が収集したアルバムの泥落とし。綺麗にした(といっても限界はあるのですが)アルバムは一定期間展示されて持ち主が見つかるのを待ちます。長靴、マスク、厚めのゴム手袋で完全武装した身としてはやや拍子抜けですが、気をとりなおしてその日は泥落としに専念。

海水に浸かった写真はもろく、泥をとろうとすると一緒に表面の写真がズルッと剥げてしまうものもあります。「このアルバムの何割が持ち主の手元に戻るのだろうか」という防ぎようのない疑問が頭に浮かんでは消えていきます。

アルバムだけではなく、20年程前に書かれた「育児の記録」なるものもありました。生まれたときの病院の様子、おじいちゃんやおばあちゃんからの祝福の言葉なども。

黙々と作業を続け、3時頃に終了。再びバスでボランティアセンターに戻って解散。一旦ホテルに戻って休憩し、夜は牛たんを食べに行って、カウンターの親父さんと他愛ない会話。

「ガスが来たのが一ヶ月後でね、それまでは営業できなかったんですわ」

「地震だけだったら大したことなかったんだけどね、津波がね・・・」

後ろではサラリーマンのおっちゃん達が盛り上がってました。

(続く)

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被災地ボランティア 2)

というわけで、ボランティア第2回はボランティア組織運営について考えてみよう・・・と思ったんですが、所詮2日やっただけなので軽く触れる程度に留めます。

私の体験からは、ボランティア運営というのは依頼者側の需要と、ボランティアの供給を結びつけるマッチング作業がキモだと思いましたので、この問題を中心に考えてみます。

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1.インターネットの事前登録制を

今回の震災に関しては需要が無限と思えるボランティア作業ですが、実際にはボランティアの供給過剰でうまく仕事が分配されず、せっかく来ていただいたボランティアの方々にお引き取りいただくということが、発生しています。

まずはボランティア供給面の予想をたてるために、ネットでの登録システムを導入してはどうでしょうか。僕なんかがそうですが、遠出をしてボランティアをする場合は事前に予定が確定してますし、特定エリアでなければならない理由は何もありません。事前に来る人数の予想がつけば、予め人手不足のエリアにまわっていただくことも可能でしょう。

ボランティア登録も紙ベースではなく、データでID管理をすれば省力化もできます。もちろん紙も併用してかまわないですが・・・。システム構築にはそれなりにお金がかかりますが、社協も年間50億ぐらい予算があるそうですし共通で使いやすいものを作ればいいのではないでしょうか。NTTデータあたりにプロボノ・プロジェクトとして依頼してもいいはず。

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2.依頼側にも事前登録制を

(運営のお手伝いをしていないので想像で書きます)

どこまでもどこまでもガレキが続いている風景をみると、「人手をかけて一気にやった方がいいのではないか」、とも思うのですがこれがなかなか難しい。

ひとつは車などで物理的な制約があります。VCに集まったボランティアさんを作業場まで移送しなければならないのですが、当然車もドライバーも必要です。大型バスを何台も揃えるというわけにもいきません。

もうひとつは立会の問題です。例えば個人宅などの場合は家主と一緒に作業をする必要があります。当然被災者の方も避難しつつお仕事されてたり(あるいは職を探されていたり)、平日に立ち会うのが難しかったりします。いかに外見がボロボロであっても、個人宅を勝手に片付けるわけにもいかないですよね。

ということで、これも依頼側をネットなども併用して事前登録制にし、長期の予測をたてる方がいいでしょう。事前に作業内容の予測がつけば、極端な話「あなたは◯日から◯日まで、民家の泥かきです」という具合にボランティア作業を割り振ることができます。

さらに、依頼量が事前にわかっていれば、「◯日から◯日までボランティア移送用の車が足りません!ご協力お願いします!」というような告知が1週間前にできたりします。オペレーションにおけるキモは需要量を正確に予測することです。

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3.人材の提供

今回自分がボランティアをやってみて痛感したのが、運営能力、あるいは人材の必要性です。当たり前なのですが、ボランティアをやりたいという人”だけ”が現地に行っても、「誰がボランティアを必要としているのか」「機材は誰か貸してくれるのか」「どうやって現場に行けばいいのか」などがわからないと、どうしようもありません。

組織的な運営能力が求められますが、これはやはり普段そのような管理系の仕事をしている人のほうが得意でしょう(土木系が適任?)。企業も物資の提供はもちろんですが、自治体への人材の貸出などは、それで万単位の人たちがスムーズに動くようになることを考えると強力なバックアップではないかと思いました。

4.その他

機材分配の最適化、ボランティア募集の告知、ボランティア依頼の集約、企業協賛の依頼、などなど色々と考えるべき課題は多いように思いますが、運営そのものに関わってないのでここら辺にとどめておきます。


では次回は個人的雑感などを。

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2011.06.02

被災地ボランティア 1)

ご無沙汰しております。3日間だけ被災地でボランティアしてきました。初めに申し上げておきますと、私は今回が被災地ボランティア初体験です。今まで何もやったことないけど、これから被災地の為に何かをしたい、という方々のご参考になることを願ってツラツラと書いていきます。

1.概要

日時: 2011年5月30日~6月1日

宿泊: 仙台市内のホテル(ネットで予約して一泊5000円でした)

作業: 仙台市のボランティアセンターから派遣
     5月30日は雨天中止
     6月1日は流れ着いたアルバム等の泥落とし/貴重品整理
     6月2日は民家の泥かき

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作業中は写真撮影禁止なのでWebからとってきました

2.準備

被災地支援のボランティアをやろうと思ったのですが、そもそも何をどうすればいいのかよく分からないところからスタートしました。お手伝いするつもりが足手まといになっちゃあ洒落にならないので、とりあえずインターネットで情報収集です。

まずここで雑多な情報が出てきて面食らいます。

結論から申し上げると、NPOなどにコネがない場合は自治体のボランティアセンター(VC)を使うのがよいでしょう。仙台市のVCでは、ボランティアの斡旋、送迎、機材の貸し出しまでやってくれました。僕のようなスーパー素人でも何の問題もありません。

宮城県のVC福島県のVC岩手県のVC

※この他にNPOなどが独自でボランティア活動をしています。

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仙台市VCの様子

宿泊はもちろん自己手配です。僕は仙台市の普通のホテル(一泊5000円)をとりましたが、ボランティア用に大部屋雑魚寝2000円を提供している旅館もあります。車中泊、テント泊の方もいらっしゃいます。

スコップなどはVCで貸してくれますが、長靴、丈夫なゴム手袋(革手も可)、防塵マスク、ぐらいは持っていったほうがよいでしょう。東急ハンズで3000円出せば揃います。

3.仕事の流れ

以下仙台市のケースですが、午前中にVCに行くと、初めての人は登録書類を書いて、ボランティア保険に加入します。ネットでは「地元の社協で加入してきてください!」という書き込みをよく見ましたが、仙台市ではVCで加入手続きを代行してくれます(電話で事前確認しました)。

その後派遣先の依頼に基づいて、5~6人で班に分かれてボランティアが派遣されます。行政だったり、個人宅だったりします。多いのは個人宅の泥かきのようですが、僕のやったようにアルバムの写真洗いなどもあります。

仙台市は機材が充実していて、スコップや手押し車などは貸出です。企業が提供してくれた水やカロリーメイトまで配ってましたが、さすがにここまで物資が揃っているのは仙台だけで、直接津波被害をうけた石巻などではそんなことはないそうです。

お仕事は基本的に午後3時で終了。VCに戻って機材を返却して解散です。仕事の性質上、雨天の場合はやれることが少なくなります。素人に雨の中で土方作業をやらせるわけにはいかないのでしょう。

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お庭の泥かきなどは大体こんな感じです

恐らく潜在的需要は無限と称してもよいと思いますが、マッチングの問題があり、せっかく行っても仕事がないこともありますので、事前に各VCのブログや電話などで状況を確認しましょう。

なお、社会福祉協議会(社協)が指導して大分システマチックになっている印象をうけましたが、当然ルールなどもあるはずもなく、各VCは独自の運営をしていると思いますので、不明な点は一度行き先のVCに確認することをお勧めします。

では、次回はもっと運営をこうしたらいいんじゃないか、と僕が思ったことを。

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